2021年にデジタル / Bookという強烈な形でリリースされたロンドンのプロデューサー / DJ / パフォーマー / ヴォーカリスト、ayaによるデビューアルバム『im hole』が遂にレコードでリリースされました！

このアルバムはリリースされた当初からかなり話題を呼んでいて、PitchforkではBNMに選ばれるなど、鋭く先の見えない実験的なサウンドと様々なテーマを書いた自由で強烈で深いリリックがリスナーを魅了した。

2曲目「what if i should fall asleep and slipp under」とかを聞いていると、本当にヴォーカルのエフェクトが多彩すぎて何人ものアーティストが一度に歌っているかのような、実験的でモノクロな世界の演劇を観ているかのような気分にさせられるのだけど、後ろで鳴っているトラックもエクスペリメンタルな電子トラックでありつつも、ヴォーカルを引き立てる完璧な役割を果たしている。

4曲目「dis yacky」は予測不能に跳ねるビートが特徴的なエクスペリメンタルなインスト曲だけど、この曲とかもまるで息を吐いているかのようなサウンドから様々な金物のサウンドを録音してサンプリングしていたりと、アイデアに溢れているし、続く「OoB Prosthesis」はArcaやAmnesia Scannerといった〈Pan〉のアーティストが好きであれば間違いないクラブパンクで皮肉的な楽曲を披露している。

8曲目「Emley lights us moor」ではマンチェスターのラッパー、Iceboy Violetを迎えており、今までのエクスペリメンタルラップ的な要素から一気にHIP-HOP的なラップを取り入れることでムードをチェンジしているし、「tailwind」のようにインスト曲で好き勝手やってる曲がクールなのは、彼女のセンスが凄まじい証拠であろう。

最初から最後までカオスだけど、突き刺さるアルバムである。

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◆ LP（Ltd Ecomix Vinyl）

Tracklist：
1.somewhere between the 8th and 9th floor
2.what if i should fall asleep and slipp under
3.once wen't west
4.dis yacky
5.OoB Prosthesis
6.the only solution i have found is to simply jump higher
7.still i taste the air
8.Emley lights us moor (feat Iceboy Violet) ：https://youtu.be/Lx8Xo-zjBg8?si=imEIfU09yWblj5wH
9.tailwind
10.If [redacted] Thinks He's Having This As A Remix He Can Frankly Do One
11.backsliding

Listening the album：https://aya-yco.bandcamp.com/album/im-hole

Release Date : 14 February 2024
Label：Hyperdub

ショップの評価

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  3月4日の午前9時頃に発送の連絡が来たのにも関わらず、実際の発送日は翌日の3月5日の16時頃になっていた。 流石に不信感が強い。

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  ありがとうございました

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