LA出身、現在はオースティンを拠点として活動しているSSW、Molly Burchがデビュー・アルバム『Please Be Mine』をCaptured Tracksからリリース。

2017年は多くの女性SSWが素晴らしい作品をリリースした歳だと思う。Phoebe Bridgers、Waxahatchee、Jay Som、Alex Laheyなどを挙げる人が多いと思うが、上記のアーティストに比べるとメディアなどでは目立たなかったけど、インディ好きならばマストでチェックしておきたいのがMolly Burch。

個人的には2017年の年間ベストにも選出した作品。


父親はライター / プロデューサー、母親はハリウッドのミュージカルのキャスティングをしていたそうで、最近でいうとFoxygenの最新作のように、サウンドにも感覚的にハリウッド感が出ている、レトロでノスタルジーなポップ・ソング。まさに60’sのUS映画の投入歌に入れてくれ！と強く感じる楽曲たちなんだけれども、ただ懐かしんでいるのではなく、ギター・フレーズとかはモダンなインディ・サウンドとも捉えられる。

音楽学校で学んだ歌唱法は、Angel Olsenを彷彿させ、唄の表現力がとても豊。音楽的にはそこまで心に訴えかけるというタイプのSSWではないし、どちらかというと昔ながらのアメリカのダンスを踊りたくなる感じなのだけど、それでもMollyの唄声は心の底の方にじわりと染み込み気づいたら離れない。

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◆ LP / DLコード

Track List :
1.Downhearted：https://youtu.be/Mewi8f56has
2.Wrong For You：https://youtu.be/zGcd9alKvLM
3.Please Forgive Me：https://youtu.be/fU8_7QPaI10
4.Try
5.Loneliest Heart
6.Torn To Pieces
7.Fool
8.Not Today
9.Please Be Mine
10.I Love You Still

Listening the album：https://mollyburch.bandcamp.com/album/please-be-mine

◆関連リンク
Facebook
https://www.facebook.com/mollyburchmusic/?ref=aymt_homepage_panel

Molly Burch on Audiotree Live (Full Session)
https://youtu.be/zA4W5QzK9nE

Release Date : 17 February 2017
Label : Captured Tracks

ショップの評価

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