元々はGoat Girlのベーシストとして活躍していたSSW、Naima Jellyによるソロプロジェクト、Naima Bockが2ndアルバム『Below a Massive Dark Land』が〈Sub Pop〉からリリース！

ブラジル人の父とギリシャ人の母の元にイギリスで生まれ、ブラジルでの生活を挟みサウスロンドンで音楽活動をスタートしたNaima Bockによる2ndアルバム『Below a Massive Dark Land』はインディーフォークを軸とした穏やかなサウンドではあるものの、大勢のミュージシャンをゲスト迎えたアレンジが力強いアルバムでもある。

冒頭を飾る「Gentle」から本当にインディーフォークを軸としつつ、アンビエントを感じさせる奥行きが本当に素晴らしいし、フルートの音色から大勢によるコーラスがとにかくゴージャスで、一気に協会の中にトリップするような感覚にさせられる。渋さのある神秘的な要素が本当に最高だし、最後は人の喋り声などをサンプリングして多幸感溢れた形で終わるのも面白い。

3曲目に収録されている「Feed My Release」でもアメリカンなコーラスワークが効いていて、この手のインディーフォークとはまた別の感情を抱くのだけど、Cate Le BonやFenne Lily辺りのSSWにも通じるものもあるし、より神秘的に美しさを奏でた続く「My Sweet Body」も水が溶けるように心地が良いです。

個人的にこの作品の中で大好きなのが、9曲目に収録されている「Moving」という曲。ほとんど弾き語り＋αとしてストリングスなどが入っている曲なのですが、生々しく伝わってくるヴォーカルとアコギの絡み方をはじめ、本当に飾りがなく、美しいのです。

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◆ LP（Ltd Loser Edition of Blue Vinyl）

Tracklist：
1.Gentle：https://youtu.be/zpV3ljoIyw8?si=nbF1u5jszV8lYYdN
2.Kaley：https://youtu.be/7wl20YHYO7o?si=xOQApKp1K-DGZ3q9
3.Feed My Release
4.My Sweet Body
5.Lines
6.Further Away
7.Takes One
8.Age
9.Moving
10.Star

Listening the album：https://naimabock.bandcamp.com/album/below-a-massive-dark-land

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Release Date : 27 September 2024
Label : Sub Pop Records

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