〈Captured Tracks〉サウンドを作り上げた一人、Jack Tatumによるプロジェクト、Wild Nothingが昨年リリースした5枚目のアルバム『Hold』を入荷しました。

ドリームポップ・アーティストの代表格であったWild Nothingの最近は80s系統のシンセポップを軸にした作品を制作しており、レーベルメイトであるMolly Burchのコラボレーター / プロデューサーとして活躍した際も素晴らしい80sテイストのポップセンスを発揮していたけど、本作でも冒頭を飾る「Headlights On」から完全に80sのポップシーンが顔を見せているシンセポップをクラブの中でを披露しており、Hatchieのゲストコーラスもバッチリとハマっている。

続く「Basement El Dorado」も完全に80s系統に寄ったポップソングで、シンセベースとレトロなシンセサウンド、ファルセット気味のヴォーカルが超マッチしているし、完全にMTVとかで流れていそうだ。

6曲目に収録されている「Dial Tone」はイントロから今作では珍しくギターのサウンドが目立つインディーポップで初期のWild Nothingとはまた別の角度を攻めており、エフェクトが強めに効いたヴォーカルも含めて新鮮な気持ちにさせられますね。

シンセポップとしてより強度が高まったのはGeoff SwanをMixerに迎えたことも確実に関係しており、ここまで振り切ったアーティストはどんどんおもしろくなるので、また今後のWild Nothingも楽しみだね！

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◆ LP（Ltd Sea Blue in Coke Bottle Vinyl）

Tracklist：
1.Headlights On (feat. Hatchie)：https://youtu.be/YYp7D4qJs2Q?si=ZKJsirlVCF2btgEl
2.Basement El Dorado
3.The Bodybuilder
4.Suburban Solutions
5.Presidio
6.Dial Tone
7.Histrion
8.Prima
9.Alex
10.Little Chaos
11.Pulling Down the Moon (Before You)

Listening the album：https://wildnothingct.bandcamp.com/album/hold

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Release Date : 27 October 2023
Label : Captured Tracks

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