Bay Areaを拠点に活動中のインディーバンド、Sour Widowsが〈Exploding In Sound Records〉からリリースしたデビューアルバム『Crossing Over』を入荷しました。

デビューEPから好きなアーティストなので、個人的に5年くらいデビューアルバムを待ち望んでいたSour Widowsが遂にデビューアルバムをリリースしたのですが、USインディー愛聴家にとってはまた素晴らしい作品に仕上がっている。

3曲目に収録されている「Witness」という曲がまず本当に素晴らしいのでチェックしてほしいのだけど、この曲はアメリカンなインディーフォークとかに通じる哀愁漂うメロディーラインを軸にインディーロック、サイケ、フォークなどを混ぜたオルタナサウンドを鳴らしていて、綺麗過ぎないギターの質感であったり、半分泣き出しそうなヴォーカルの感じが本当にたまらないし、リリックに耳を澄ませて聞いていると一緒に泣き出したくなる。

グランジ色のある「I-90」はメンバーであるMaia SinaikoのパートナーをOverdoseで失った直後に書いた曲とのことで、そのときのフィーリングが曲にそのまま反映されていたり、先ほど言及した「Witness」も母親を亡くした直後に書いた曲であったりと、彼らの耐えられないような気持ちがそのまま曲に詰まっているのがダイレクトに伝わってくるアルバムでもある。

9曲目に収録されている「Shadow Of A Dove」とかもだけど、本当にリリックが良いアルバムだ。ダイレクトにシンプルなワードセンスで心に直接響くし、ギターとヴォーカルにも曲の感情が乗り移っていて、本当にグッと来る。

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◆ LP（Ltd Clear/Black Marble Vinyl）

Tracklist：
1.Big Dogs
2.Revival
3.Witness
4.I-90
5.Initiation
6.Gold Thread
7.Cherish：https://youtu.be/4SF4lNohNZM?si=_rK_gNBYpXFS7l9-
8.FTGE
9.Shadow Of A Dove
10.Staring Into Heaven/Shining

Listening the album：https://sourwidows.bandcamp.com/album/revival-of-a-friend

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Release Date : 28 June2024
Label : Exploding In Sound Records

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