岐阜を拠点に活動中のquiquiがUKの名門レーベル〈Dog Knights〉からリリースした作品を入荷しました！

quiquiは2013年にスタートしたロックバンド。大きくカテゴライズするとエモとかのジャンルにカテゴライズされるのであろうが、アメリカのDIYなハードコアや地下パンクシーンからUKのマスロックとかの要素まで感じさせるバンドで、実験的なのにどこかにキャッチーさが残ったカッコよさがあって最高だ。

2曲目「Skramz jazz」からUKのポストロックにも通じる冷たさを感じるインスト曲で最後はノイズで繋がっていく感じも超クールだし、続く「exp」はハードコアを感じさせるけど、メロディーもしっかりとしているヴォーカルと鋭さと激しさが混ざりあったノイジーなギターサウンド、そしてジャンルこそ違うがblack midiとかにも通じるような迫力のあるドラムがグルーヴを生み出している。

6曲目「Remind」の冷たいギターと熱いヴォーカルが混ざりあった感じとかも、パート毎の音を別々に聞いてみるとそれぞれが別のジャンルで鳴っている音かのようで面白いし、8曲目「Dummy」のエクスペリメンタルなビートを中心とした楽曲も一気に爆発的なサックスが入ってくる感じとかはめちゃくちゃイギリスっぽさを感じて超最高。シャウトというか”叫び”のような声が入ってたり、ギターだけは相変わらず爆発しているのも本当に素晴らしくて、quiquiというバンドが日本の枠に収まってないことを証明している曲といって良いでしょう。

逆に13曲目「もう少しの暦」とかは少し不穏なUSオルタナっぽさもあって、本当に楽曲毎に様々な国や街の光景が浮かんでくるし、個人的にうるさすぎる音楽はあんまり得意ではないのですが、quiquiはしっかりとメロディーが音に染み付いている感じがあって、メロディアスに聞こえるのが最高です。

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◆ LP（150 Ltd Bone w Black Traces VInyl）

Tracklist：
1.あかなくに
2.Skramz jazz
3.exp
4.*
5.mckc
6.Remind
7.D
8.Dummy
9.ssss
10.Progressive
11.Reflection
12.時間
13.もう少しの暦：https://youtu.be/aFirtLLIxYU?si=hY4XMthN3NIvSz0c
14.部屋に戻る

Listening the album：https://open.spotify.com/intl-ja/album/4tBAogA9yfbmvX7BMIWCOP?si=nhercZcQR5yEvtgyxbWNWA

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Release Date : 8 July 2022
Label：Dog Knights Productions

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