The Smile / Wall of Eyes(Ltd Blue LP w Japanese Obi)
¥5,100
RadioheadのThom YorkeとJonny Greenwood、そしてSons Of Kemetのドラマー、Tom Skinnerにより結成されたバンド、The Smileが早くも2ndアルバム『Wall of Eyes』をリリースしました!
The Smileとしてのデビューアルバム『A LIGHT FOR ATTRACTING ATTENTION』はある意味作品生としてのまとまり以上に衝動的なアイデアや演奏をしている楽しさのようなモノを感じさせた作品で、Thom Yorkeにとっても気を使って細々として細部の細部まで作り込まなきゃいけないRadioheadとはまた違ったバンドを楽しくやりたいんだろうなという一面も良い意味で見て取れたが、性格の問題なのか今作『Wall of Eyes』では結局作り込むんかい!っていう感じで音の拘りや実験的な部分がより見えた作品に良い意味で仕上がっていると思う。
まず冒頭を飾るタイトル曲「Wall of Eyes」が本当に素晴らしい。アコースティックでムーディーな要素を醸し出しているアコギのリズムを主軸に構成された楽曲はそのアコギのサウンドから感じ取れるようなフォークやブラジリアンジャズのような暖かさを醸し出しながらも『A Moon Shaped Pool』とかでも表現していた奥行きの不穏さの融合、そしてコーラスワークなどを含めて実験的に様々なアレンジを混ぜ込んでいるけど、土台が明るいので最終的に聞きやすい楽曲に仕上がっている。
前作ではポストパンクとかの要素が強い楽曲が収録されていたけど、今作は3曲目に収録されている「Read The Room」が Brooklynのアートロックのシーンとかを彷彿させる変態チックな楽曲でアルバムの中でも個性を輝かしていて超最高。本当に誰かと比べるのは失礼かもしれないけど死ぬほどクオリティーの高いイーストコーストのバンドのような楽曲でライブで聞いたらブチ上がること間違いなしな曲。
続く4曲目「Under Our Pillows」はプログレッシブなギターサウンドが頭に貼り付くけど、このような実験的な曲でもThom Yorkeの歌声は相変わらず不穏で優雅だし、深海の中を泳いでいるかのような感覚にさせられる「I Quit」では逆にRadioheadの世界観に手繰り寄せられる。
まるで60sのフォークソングを聞いているかのような穏やかな気分にさせられる「Bending Hectic」から最後にはストリングスが自然にとけこんでいく「You Know Me!」のラストのパートは中盤のアートロックパートとは真逆で本当に真っ暗な絵が想像できる心地良い仕上がりになっている。美しい。
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◆ LP(Ltd Blue Vinyl)/ Japanese Obi
Tracklist:
1.Wall Of Eyes:https://youtu.be/IsqqjOxEuAg?si=ZwPVSmQQTx659GyQ
2.Teleharmonic
3.Read The Room
4.Under Our Pillows
5.Friend Of A Friend
6.I Quit
7.Bending Hectic
8.You Know Me!
Listening the album:https://thesmile.bandcamp.com/album/wall-of-eyes
◆関連リンク
Facebook
https://www.facebook.com/thesmiletheband
Instagram
https://www.instagram.com/thesmiletheband
Release Date : 26 January 2024
Label:XL Recordings
The Smileとしてのデビューアルバム『A LIGHT FOR ATTRACTING ATTENTION』はある意味作品生としてのまとまり以上に衝動的なアイデアや演奏をしている楽しさのようなモノを感じさせた作品で、Thom Yorkeにとっても気を使って細々として細部の細部まで作り込まなきゃいけないRadioheadとはまた違ったバンドを楽しくやりたいんだろうなという一面も良い意味で見て取れたが、性格の問題なのか今作『Wall of Eyes』では結局作り込むんかい!っていう感じで音の拘りや実験的な部分がより見えた作品に良い意味で仕上がっていると思う。
まず冒頭を飾るタイトル曲「Wall of Eyes」が本当に素晴らしい。アコースティックでムーディーな要素を醸し出しているアコギのリズムを主軸に構成された楽曲はそのアコギのサウンドから感じ取れるようなフォークやブラジリアンジャズのような暖かさを醸し出しながらも『A Moon Shaped Pool』とかでも表現していた奥行きの不穏さの融合、そしてコーラスワークなどを含めて実験的に様々なアレンジを混ぜ込んでいるけど、土台が明るいので最終的に聞きやすい楽曲に仕上がっている。
前作ではポストパンクとかの要素が強い楽曲が収録されていたけど、今作は3曲目に収録されている「Read The Room」が Brooklynのアートロックのシーンとかを彷彿させる変態チックな楽曲でアルバムの中でも個性を輝かしていて超最高。本当に誰かと比べるのは失礼かもしれないけど死ぬほどクオリティーの高いイーストコーストのバンドのような楽曲でライブで聞いたらブチ上がること間違いなしな曲。
続く4曲目「Under Our Pillows」はプログレッシブなギターサウンドが頭に貼り付くけど、このような実験的な曲でもThom Yorkeの歌声は相変わらず不穏で優雅だし、深海の中を泳いでいるかのような感覚にさせられる「I Quit」では逆にRadioheadの世界観に手繰り寄せられる。
まるで60sのフォークソングを聞いているかのような穏やかな気分にさせられる「Bending Hectic」から最後にはストリングスが自然にとけこんでいく「You Know Me!」のラストのパートは中盤のアートロックパートとは真逆で本当に真っ暗な絵が想像できる心地良い仕上がりになっている。美しい。
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◆ LP(Ltd Blue Vinyl)/ Japanese Obi
Tracklist:
1.Wall Of Eyes:https://youtu.be/IsqqjOxEuAg?si=ZwPVSmQQTx659GyQ
2.Teleharmonic
3.Read The Room
4.Under Our Pillows
5.Friend Of A Friend
6.I Quit
7.Bending Hectic
8.You Know Me!
Listening the album:https://thesmile.bandcamp.com/album/wall-of-eyes
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Release Date : 26 January 2024
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