テキサスのオルタナティブ・エレクトロ・デュオ、Them Are Us TooのメンバーでもあるKennedy Ashlynによるソロプロジェクト、SRSQ（Seer-Skew）がユニット同様に〈Dais Records〉からリリースした2枚目のソロアルバム『Ever Crashing』を入荷しました。

今作の１つ目のハイライトでもある「Saved For Summer」を聞いていると80sっぽいシンセサウンドからSt. Vincent辺りの音楽でも使われてそうなオルタナティブなギターサウンド、浮遊感のあるドリーミーなシンセサウンドなどを融合したゴスポップな世界観を作り出しているが、その上に乗っかったZola Jesusとかに近いパワー溢れる歌声がとにかく圧巻だ。

3曲目「Dead Loss」はSlowdiveやBeace Houseのような音楽性を80sのダークポップに取り込んだかのようだし、続く「Used to Love」でもこの手のサウンドはどこかで聞いたことあるかもと感じさせるドリームポップにも関わらずKennedy Ashlynのパワフルな歌声が楽曲を唯一無二にしています。

そしてラストを飾る「Someday I Will Bask in the Sun」が他の楽曲とは異なったシューゲイズで超最高。『Isn't Anything』以降のMy Bloody Valentineが好きだったという本人のインタビューが載っていたけど、まさにそのサウンドからの影響を感じさせるし何重にも重なった音のレイアーに包み込まれている。

—
◆ LP（Ltd Coke Bottle Clear Vinyl）

Tracklist：
1.It Always Rains
2.Saved For Summer
3.Dead Loss
4.Used to Love
5.Ever Crashing
6.Fear
7.Winter, Slowly
8.Abyss：https://youtu.be/oA520fXoIaI?si=TgP3jmYAfHiMHdGX
9.Élan Vital
10.Someday I Will Bask in the Sun

Listening the album：https://srsq.bandcamp.com/album/ever-crashing

◆関連リンク
Instagram
https://www.instagram.com/srsqofficial/?hl=ja

Release Date : 1 August 2022
Label : Dais Records

ショップの評価

• すべて
• 336
• 7
• 3