前作『Somewhere』で僕にとってあまりにも特別なバンドになってしまったテキサスはオースティンのインディーバンド、Sun Juneがリリースする3枚目のアルバム『Bad Dream Jaguar』。オリジナルリリースは〈Run For Cover〉だけど、今回は彼らを元々発掘した〈Keeled Scales〉限定のテキサス盤のDeep Blue Swirl Vinylを入荷。何故なら僕はオースティンを愛しているから。

僕がSun Juneの一番好きなところは孤独に踊れるところなのだけど、3曲目に収録されている「Mixed Bag」とかはまさにそのタイプの楽曲。Laura Colwellのヴォーカルを中心にインディーフォークやドリームポップを融合しながら彼らにしか作れないノスタルジーを生み出していくし、続く「Moon Ahead」とかも本当にシンプルな構成なのだけど、Sun Juneの曲はやっぱり耳を澄ませて踊りながら聞きたくなる。

6曲目に収録されている「Easy Violence」打ち込み風のドラムビートを使用しており、Sun Juneにとっては珍しいのだけど、他のパートのダイナミズムなアレンジやパーカッション？のサウンドも含めてめちゃくちゃマッチしている。

そして何よりも最初のシングルとして公開された「Get Enough」は今年のベストソングだと思う。僕はやっぱりSun Juneというバンドが大好きだ。

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◆ LP（500 Ltd Deep Blue Swirl Vinyl）

Tracklist：
1.Eager
2.16 Riders
3.Mixed Bag
4.Moon Ahead
5.Ambitions
6.Easy Violence：https://youtu.be/aEsdRVzPdYs?si=CbbBDBKuHv--Wy8L
7.John Prine
8.Sage
9.Washington Square
10.Get Enough：https://youtu.be/ZSMX8yEZxns?si=zGVUpS7nLa4KRwyj
11.Texas
12.Lightning

Listening the album：https://sunjune.bandcamp.com/album/bad-dream-jaguar

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Release Date : 20 October 2023
Label ：Run For Cover Records

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