Lana Del Rey / Norman Fucking Rockwell!(2LP)

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Lana Del Reyが2019年にリリースしたアルバム『Norman Fucking Rockwell!』。個人的にも大好きな作品で2019年の年間ベストの1位に選んだし、未だにこのアルバムしかマッチしない気分の日があって、朝から1時間このアルバムを聞くために時間を使う日もある。

Pitchforkでは9.4のBNMを叩き出し、日本も含めて世界中の音楽ブログで絶賛されている作品でもある。比較的にニッチなインディーロックが好きな僕ですらジャンルとしてはPOPSにカテゴリーされるであろう『Norman Fucking Rockwell』という作品に魅了されっぱはしであり、今作で僕が世界で一番好きなヘッドライナー級のアーティスト(シンガー)はLana Del Reyになった。もちろんHollywood Sadcoreと呼ばれるLana Del Reyが本当にポップスなのかはさておき、彼女の魅力は世界中の音楽ファンからライトリスナーにも届くものだ。

Norman Rockwellというのはアメリカの画家で、主にアメリカの”生活”を描いていた人。つまりLana Del Reyがキャリアを通して物語っている古き良きアメリカを表現するというピッタリの人である。

夕焼けとビーチの光景が一瞬で浮かんでくるストリングスからスタートするタイトル曲「Norman Fucking Rockwell」からアルバムははじまる。相変わらず一瞬で光景が浮かぶ映画のワンシーンのような楽曲を歌う。続く「Mariners Apartment Complex」もソングライティングが完璧で、この冒頭の2曲だけでアルバムのアートワークのようなプライベートボートで海に浮かぶ2人の男女のような光景がすぐに頭に浮かんでくるし、3曲目に「Venice Bitch」という曲が控えているのにその1曲前の楽曲で”who I've been is with you on these beaches Your Venice bitch, your die-hard, your weakness”と歌ってしまってるのも天才的だ。

3曲目「Venice Bitch」はLAの有名なビーチ”Venice Beach”を文字った楽曲で、9分以上ある大曲だ。チャートの頂点に立つようなアーティストが9分超えの楽曲を収録している事もそしてその曲が1秒も飽きさせないことも本当に凄い。サイケからインディーフォーク、ドリームポップまでをミックスした楽曲は実験的だけど死ぬほど心地が良くて本当に海に浮かんでいるような気分にさせられ、ジャンルは違うがMazzy Starを聞いているときかのように心地良い気分にさせられる。基本的にシンプルでダイレクトな方向性に調理していたLana Del Reyにとって、アレンジ面で完全にLana Del Reyの進化ともいえる楽曲。恐らくプロデューサーとして、Jack Antonoffが絡んだことも大きく影響している曲だろう。彼は基本的にポップに舵を切るのが得意でLordeやSiAのように抜群にハマったケースもあるが、Lana Del Reyはポップにしても仕方ないので、どうなるのか?と思っていたが、この曲だけでも本当にタッグを組んで良かったと思わされる。

5曲目に収録されたSublimeの「Doin' Time」のカヴァーも驚きの一手だろう。Lana Del Rey「Doin' Time」という字面を見ても全然想像ができないが、驚くほどにハマっているし、Lana Del Reyのヴォーカルがいつも以上に響いている低音の上で跳ねているのが最高だし。特に"Oh, take this veil from off my eyes"のパートとかのバースの歌い方が本当に最高で、ヴォーカルの響きを聞いていると、スパニッシュとかで歌っても最高だろうなと想像してしまう。

9曲目に収録されている「California」とかもカリフォルニアで待っている女性の気持ちを歌っただけの曲ではあるが、カリフォルニアラヴァーな僕にとっては大切な楽曲だし、11曲目「The Greatest」に関してはLana Del Reyの中でもベストソングの一つでしょう。Beach BoysとKanye West、David Bowieが1曲の中で言及されている曲なんて他にないだろうし、特にカニエパートでは"
Kanye West is blond and gone"と当時トランプ支持に走ったカニエにパンチしており、政治的な面でアレコレ言われるLana Del Reyのことを勘違いしている人に気づいてほしいライン。何より"I miss New York and I miss the music Me and my friends‚ we miss rock 'n' roll I want shit to feel just like it used to" というラインが最高。基本的にノスタルジーな気持ちに浸っている曲。Lana Del Reyの曲では基本的にいつも恋人や男の人を恋しくなっているけど、この曲ではそれだけではなく、地元であるNYCとそこの友人たちとの音楽の思い出が恋しいと歌っている。一人の音楽ファンとして本当に嬉しいラインだよね。

長々と書いてきたけど、結局Lana Del Reyは世界一のソングライターでシンガーであり、Elizabeth Grantという一人の女性が人生の全てを費やして演じているキャラクターでもある。そのすべてに僕たちは魅了されてしまうんだろう。


◆ 2LP

Tracklist:
1.Norman Fucking Rockwell
2.Mariners Apartment Complex
3.Venice Bitch
4.Fuck It I Love You:https://youtu.be/LrSX_OcpeJg
5.Doin' Time
6.Love Song
7.Cinnamon Girl
8.How To Disappear
9.California
10.The Next Best American Record
11.The Greatest:https://youtu.be/LrSX_OcpeJg
12.Bartender
13.Happiness Is A Butterfly
14.Hope Is A Dangerous Thing For A Woman Like Me To Have - But I Have It

Listening the album:https://open.spotify.com/intl-ja/album/5XpEKORZ4y6OrCZSKsi46A?si=y2kENnsbRvKCfNOhwP_oqQ

◆関連リンク
Facebook
https://www.facebook.com/lanadelrey/

Release Date : 13 September 2019
Label : Polydor

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