カリフォルニアはランチョクカモンガを拠点に活動中のマルチ・インストゥルメンタリスト、Matt Wainwrightを中心にしたバンド、COLD GAWDが昨年末にリリースした2ndアルバム『God Get Me the Fuck Out of Here』を入荷しました。

Death Bellsとかも少しシューゲイズの香りはする要素はあるものの〈Dais Records〉から珍しく完璧なるシューゲイズ・バンドとしてリリースしているCOLD GAWD。本作『God Get Me the Fuck Out of Here』に関しても冒頭を飾る「Sweet Jesus Wept Shit」からNothing辺りを彷彿させるようなヘヴィーで疾走感のあるシューゲイズを鳴らし、続く「You Should Be Fine Down There」では更にヘヴィーでMy Bloody Valentineのような王道部分はもちろんですが、よりノイズロックに近いアプローチをしているバンドとかにも通じるバンドであることを証明しています。

楽曲の良さはもちろんなのですが、"Fuck what you listening to, it's COLD GAWD, nigga"とスタートする3曲目「On the Pale Silver Sofa」でもわかる通りMatt Wainwrightはアフリカン・アメリカンで、完璧なる白人シーンになってしまっているアメリカのシューゲイズ・シーンに自身のルーツやR&Bとかの作風を少しづつミックスさせているのもCOLD GAWDの存在証明の一つですね。

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◆ LP（400 Ltd Clear Red Vinyl）

Tracklist：
1.Sweet Jesus Wept Shit：https://youtu.be/d0N2qmbOyxg
2.You Should Be Fine Down There
3.On the Pale Silver Sofa
4.Two Iris Prints
5.Comfort Thug
6.Gin：
7.You the Well
8.Passing Through the Opposite of What It Approaches

Listening the album：https://coldgawd.bandcamp.com/album/god-get-me-the-fuck-out-of-here

◆関連リンク
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Release Date : 25 November 2022
Label : Dais Records

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