Maya Hawke / MOSS(Ltd Orange LP)
¥3,500
〈Stranger Things〉のRobin Buckley役として大スターになったNYC出身のアーティスト、Maya Hawkeが昨年リリースした2枚目のアルバム『MOSS』を入荷しました。
本作に収録されている楽曲は彼女がティーンのときに書き残した楽曲を軸に制作されている作品で、インディーフォークを軸に1mmも魂をどこかに売ることなく、正真正銘彼女が残したい音楽をピュアに録音したことが伝わる素晴らしい作品で、日本にも多く存在するなんちゃってアクター系アーティストたちは今すぐ彼女を見習わないといけない。
冒頭を飾る「Backup Plan」から透明感のあるインディーフォークを鳴らしているのだけど、この曲も含めてTaylor Swiftの『folklore』からは影響を受けていることが伝わってくる内容に仕上がっている。続く「Bloomed Into Blue」とかも本当に最低限の音数に収められているけど、アレンジの作り方とかがまさに『folklore』以降のサウンドデザインを感じさせる仕上がりになっていて、フォークサウンドで音数も多くはないけど、レイヤーを重ねることによって楽曲に表情がついている。
Phoebe Bridgersからの影響を受けていると公言しているMaya Hawkeだけど、まさに6曲目に収録されている「Luna Moth」はPhoebe Bridgersの「Garden Song」と「Funeral」を繋ぎ合わせたかのような仕上がりになっていますね。
そして極めつけはMVにもなっている「Thérèse」という楽曲で、この曲は彼女の故郷でもあるNYCのメトロポリタン・ミュージアムに飾ってあった絵画に影響を受けた楽曲らしいのだが、とにかく楽曲の迫力が凄まじく、インディーフォークを軸にしている楽曲には変わりないが、途中で入ってくるノイズや後ろの方で鳴っている正体不明の楽器のサウンドからは狂気すらも感じさせる。途中でビートが変わることで一気に楽曲のストーリーが変化させられているし、本当に昨年のベストソングの一つだと思う。
ラストを飾る「Mermaid Bar」までアメリカンなフォークサウンドを軸に鳴らしているアルバムだけど、ピュアさを保ちながたも、どこかモダンな要素が散りばめられていて本当に良いアルバムだと思います。
—
◆ LP(Ltd Orange Vinyl)
Tracklist:
1.Backup Plan
2.Bloomed Into Blue
3.Hiatus
4.Sweet Tooth:https://youtu.be/1YUJ-8V3tx4
5.Crazy Kid (feat. Will Graefe)
6.Luna Moth
7.South Elroy
8.Thérèse:https://youtu.be/8jKIiVyrUPY
9.Sticky Little Words
10.Over
11.Restless Moon
12.Driver
13.Mermaid Bar
Listening the album:https://mayahawke.bandcamp.com/album/moss
◆関連リンク
Facebook
https://www.facebook.com/MayaHawkeOfficial
Instagram
https://www.instagram.com/maya_hawke/
Maya Hawke - Luna Moth (Performance Film)
https://youtu.be/yjA3nu-n1Ck
Maya Hawke: Thérèse | The Tonight Show Starring Jimmy Fallon
https://youtu.be/sF0oI81deBw
Release Date : 23 September 2022
Label:Mom+Pop
本作に収録されている楽曲は彼女がティーンのときに書き残した楽曲を軸に制作されている作品で、インディーフォークを軸に1mmも魂をどこかに売ることなく、正真正銘彼女が残したい音楽をピュアに録音したことが伝わる素晴らしい作品で、日本にも多く存在するなんちゃってアクター系アーティストたちは今すぐ彼女を見習わないといけない。
冒頭を飾る「Backup Plan」から透明感のあるインディーフォークを鳴らしているのだけど、この曲も含めてTaylor Swiftの『folklore』からは影響を受けていることが伝わってくる内容に仕上がっている。続く「Bloomed Into Blue」とかも本当に最低限の音数に収められているけど、アレンジの作り方とかがまさに『folklore』以降のサウンドデザインを感じさせる仕上がりになっていて、フォークサウンドで音数も多くはないけど、レイヤーを重ねることによって楽曲に表情がついている。
Phoebe Bridgersからの影響を受けていると公言しているMaya Hawkeだけど、まさに6曲目に収録されている「Luna Moth」はPhoebe Bridgersの「Garden Song」と「Funeral」を繋ぎ合わせたかのような仕上がりになっていますね。
そして極めつけはMVにもなっている「Thérèse」という楽曲で、この曲は彼女の故郷でもあるNYCのメトロポリタン・ミュージアムに飾ってあった絵画に影響を受けた楽曲らしいのだが、とにかく楽曲の迫力が凄まじく、インディーフォークを軸にしている楽曲には変わりないが、途中で入ってくるノイズや後ろの方で鳴っている正体不明の楽器のサウンドからは狂気すらも感じさせる。途中でビートが変わることで一気に楽曲のストーリーが変化させられているし、本当に昨年のベストソングの一つだと思う。
ラストを飾る「Mermaid Bar」までアメリカンなフォークサウンドを軸に鳴らしているアルバムだけど、ピュアさを保ちながたも、どこかモダンな要素が散りばめられていて本当に良いアルバムだと思います。
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◆ LP(Ltd Orange Vinyl)
Tracklist:
1.Backup Plan
2.Bloomed Into Blue
3.Hiatus
4.Sweet Tooth:https://youtu.be/1YUJ-8V3tx4
5.Crazy Kid (feat. Will Graefe)
6.Luna Moth
7.South Elroy
8.Thérèse:https://youtu.be/8jKIiVyrUPY
9.Sticky Little Words
10.Over
11.Restless Moon
12.Driver
13.Mermaid Bar
Listening the album:https://mayahawke.bandcamp.com/album/moss
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https://www.instagram.com/maya_hawke/
Maya Hawke - Luna Moth (Performance Film)
https://youtu.be/yjA3nu-n1Ck
Maya Hawke: Thérèse | The Tonight Show Starring Jimmy Fallon
https://youtu.be/sF0oI81deBw
Release Date : 23 September 2022
Label:Mom+Pop
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