2017年にフロントマンであるKarly Hartzmanとリードギターを担当するDaniel Gorhamで結成され、現在は5人組で活動中のUSはNorth Carolina州Ashevilleのバンド、Wednesdayが〈Dead Oceans〉とサインしてリリースしたアルバム『Rat Saw God』を入荷しました。

当店では前々作『I Was Trying to Describe You to Someone』から応援しているバンドなのですが、今作で完全に人気を掴んだ感じすらある！何しろ〈Pitchfork〉では8.8の超高得点のBNM！

〈Dead Oceans〉とサインして最初にリリースしたシングルでもある2曲目「Bull Believer」は8分超えのオルタナティブ〜グランジな大曲でいきなり完全にミサイルを投下したかのようなブッ込み方で本当に最高！最近でいうとNYのMommaを彷彿させるキャッチーさを合わせ持ちながらも、更にヘヴィーでギターの人数が3人もいることを最大限活かした楽曲といえるでしょう。最後の方は完全にオルタナノイズ＋シャウトの組み合わせで最初から完全にクライマックス。

3曲目に収録されている「Got Shocked」もヘヴィーで暴力的なギターサウンドが特徴的なオルタナティブ・ロックだけど、ヴォーカルのKarly Hartzmanが紡ぐメロディーはどこかSnail Mailを彷彿させるエモーショナル＆キャッチーを合わせ持つセンス抜群のものだ。

5曲目に収録されている「Chosen To Deserve」はカントリー風味が混じったインディーソングで、これまた今までに感じなかったWednesdayの魅力が詰まった楽曲で、恐らく実話を基づいたロマンチックな要素とそうではないグチャグチャとした要素が混じったラブソングだ。

7曲目「Quarry」とかも絶妙にインディー、オルタナ、カントリー、フォークが混じった楽曲で勢いがあるけど泣けてくるし、とにかく最初から最後まで本当に素晴らしいインディーアルバム。

Karly Hartzmanの歌声はとても人間らしさに溢れて一つ一つがまるで自分の人生で起きた出来事かのようにリアルに聞こえてくるし、今どき珍しいギター3本のシンプルなオルタナサウンドがそのエモさを変わりに鳴らしているかのように爆発させている。

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◆ LP（Ltd Purple Vinyl）

Tracklist：
1.Hot Rotten Grass Smell
2.Bull Believer：https://youtu.be/0MawIv5pDFE
3.Got Shocked
4.Formula One
5.Chosen To Deserve：https://youtu.be/CTi7e9gEpN4
6.Bath County
7.Quarry
8.Turkey Vultures
9.What's So Funny
10.TV in the Gas Pump：https://youtu.be/a25WDsNftVU

Listening the album：https://open.spotify.com/album/1oTR3aC0jYmwUlr9duBi05?si=uJ2xFq5uR22_lauPPrrviQ

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Release Date : 7 April 2023
Label : Dead Oceans

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