Squirrel Flowerのツアーメンバーとしてベースを弾いたり、ソロでJulien BakerやBig ThiefなどのOAも努めてきたIowaのSSW、Pictoria Varkが昨年リリースしたデビューアルバム『The Parts I Dread』を入荷しました。

個人的に2022年のベストアルバムにも入れた作品で、初期のSnail MailやSoccer MommyといったSSWが好きな人たちにはマストでチェックしてほしい素朴さとエモーショナルを兼ね備えたシンプルに素晴らしいインディー系統のSSWです。

まずはリード曲として公開されていた2曲目「Wyoming」をチェックしてほしい。『Clean』辺りのSoccer Mommyを彷彿させるようなシンプルなスタートから徐々にオルタナギターサウンドが炸裂していく楽曲なのだけど、間奏辺りから入ってくるシンセサウンドのアレンジもたまらないし、とにかくメロディーがシンプルに素晴らしいです。続く「I Can't Bike」もギター＋ヴォーカルのシンプルなスタートからリズムが加わり、Philly辺りのシーンが浮かんでくるインディーロックで、音楽として新しい要素は無いのだけど、いつまでも聞いていられる楽曲を作り上げています。

個人的にこの作品で一番好きな楽曲であり、2022年のベストソングの一つだと思っているのが5曲目に収録されている「Good For」という楽曲。この曲もシンプルに東海岸っぽいインディーロックを鳴らしていることには変わらないのだけど、"there's nothing deep to say”と叫ぶ箇所が最後の方にあるんだけど、それが本当に何かスッと心に引っかかっていた何かのモノが弾けるような爆発力があって、それが本当に楽曲にパワーを与えている。エモとは言わなけどその辺りのジャンルが好きな人にもチェックしてほしいし、その力強さは同時に多幸感にも変化していると思います。

本当にインディーロックが好きであれば間違いないアーティストだと思うので、ぜひチェックしてほしいです！

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◆ LP（Ltd Clear Blue Vinyl）

Tracklist：
1.Twin
2.Wyoming：https://youtu.be/mijAg7euQF8
3.I Can't Bike：https://youtu.be/lYBhUu40xRI
4.Bloodline II
5.Good For
6.Out
7.Demarest：https://youtu.be/_RS4N7CuP0g
8.Friend Song

Listening the album：https://pictoriavark.bandcamp.com/album/the-parts-i-dread

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Pictoria Vark - Demarest & Older Things // In The Valley Sessions
https://youtu.be/GQkmjlUEKPQ

Release Date : 8 April 2022
Label : Getting Better Records

ショップの評価

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