台湾を拠点に活動中の3人組のオルタナティブ〜ガレージ・バンド、Super Napkinが2020年にリリースした『There's Nothing That Cannot Beat Me』という作品のレコードを入荷しました！

アジアのバンドの中でもとにかくファジーな要素がクールなバンド、Super Napkin。まず面白いのが今作に収録されている全5曲のタイムが一番短くても6:25秒という良い意味で狂いっぷりを披露しているところ。

冒頭を飾る「Now I am Getting Stuck into Your Dream」から90s愛を爆発させたダウナーなオルタナティブサウンドを披露しているのですが、プログレやサイケの要素を混ぜ込んでいるのも面白いし、ノイズの中にしっかりとしたメロディーのヴォーカルが埋もれこんでいるのも最高で、PavementやYo La Tengoのファンにも刺さるのではないかと思います。

タイトル曲でもある2曲目「There’s Nothing That Cannot Beat Me」は更にアップテンポなインスト曲なのですが、この手のオルタナサウンドでリードギターがメロディーの役割として果たしているのは中々ないアプローチで面白いし、途中のマスロック〜エモの要素が詰まったギターとかも良い味を出していますね。

4曲目「Nothing’s Wrong It’s Always Wrong」はBlack Country, New RoadやcarolineといったUKのバンドを彷彿させるスタートから一気にヘヴィーに変化していき、ラストの「Diamond Shaped Hearts pt.3 」まで基本的にダウナーでヘヴィーなサウンドを楽しめる楽曲が揃っているのですが、メインではないヴォーカルの役割がココぞという時に素晴らしいメロディーを歌っていてグッと来てしまいます。

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◆ LP（Ltd Orange Vinyl）
・日本独占販売

Tracklist：
1.Now I am Getting Stuck into Your Dream
2.There’s Nothing That Cannot Beat Me
3.Sonic Candy Pepper Blitz：https://youtu.be/mfFnPvhy-GE
4.Nothing’s Wrong It’s Always Wrong
5.Diamond Shaped Hearts pt.3

Listening the album：https://supernapkin.bandcamp.com/album/theres-nothing-that-cannot-beat-me

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Release Date : 11 May 2020
Label : Airhead Records

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