LAを拠点にオレンジカウンティーからサンフランシスコまで幅広くカリフォルニアでガレージ〜サイケロックを鳴らし続けてきたSSW、Ty Segallが13枚目となるアルバム『Hello, Hi』をリリースしました。

Ty Segallといえば、やっぱりLAガレージを代表するアーティストだと思うのですが、今作『Hello, Hi』ではアートワークにも写っている通り、アコースティックギターを軸にしたフォークロックを軸にしたアルバムなのですが、コレが本当に最高。

パンデミック中にレコーディングされた作品という事もあり、その辺りもアコースティックなサウンドに影響しているとは思うのですが、まず何より3曲目に収録されている「over」という楽曲を聞いてほしい。この曲はHovvdyやWhitney辺りのインディーロック〜フォークが好きな人にマストチェックしてほしい100点満点のソングライティングと普段の彼の作品では中々聞けないエモーショナルで優しさ溢れたヴォーカルがマッチしています。

タイトル曲でもある「Hello, Hi」は彼のガレージ要素が今作の中でも特に感じられるのだけど、プログレッシブな要素やサイケデリックな部分も感じられるけど、良い意味で激しすぎない所が今まで彼の音楽を避けてきた人たちにも届くと思うし、6曲目「Looking At You」とかもアコギを主役にしたサイケデリックがTy Segallなりに表現されていて面白い。

ラストを飾る「Distraction」までNeil Youngを彷彿させるようなシンプルだけどストレートではないアコースティックサウンドが超最高なのでチェックしてほしい。今回〈to'morrow records〉ではTy Segallの作品を初めて取り扱うのだけど、それくらい個人的に相性が良くてサイコーだと感じた作品！彼のファンに100%刺さるのかはわからないけど、これを機会にファンになる人は多そうです！

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◆ LP

Tracklist：
1.Good Morning
2.Cement
3.Over：https://youtu.be/D_UOGhJLE4A
4.Hello, Hi
5.Blue
6.Looking at You
7.Don't Lie
8.Saturday Pt. 1
9.Saturday Pt. 2
10.Distraction

Listening the album：https://tysegall.bandcamp.com/album/hello-hi

◆関連リンク
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Release Date : 22 July 2022
Label : Drag City

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