to'morrow recordsでも初期から応援しているLAのガレージロック・バンド、The ParanoydsがJack Whiteが主催しているレーベル〈Third Man Records〉とサインしてリリースした2ndアルバム『Talk Talk Talk』を入荷しました。

デビューアルバム『Carnage Bargain』はまさにLAのガレージ！って感じのシンプルで爆発力のあるガレージ系の楽曲が多めに収録されていましたが、今作はより幅広い作風に仕上がっています。

冒頭を飾る「BWP」はLAというよりはどちらかというとBrooklynを感じさせるアートロック味のある緩さとオルタナティブが乱れ合う変化球な楽曲で初っ端から今までのParanoydsとの違いを見せる。

続く「Lizzie」は逆にLAに戻った彼ららしいガレージサウンドに近い楽曲ではあるのですが、個人的にはPinch Points辺りのメルボルンのガレージパンクにも近しいものを感じたし、続く「Nissan Overdrive」でもそうだけど、Pavementをはじめとする”ローファイ”というのは一つこの作品のテーマになっていそう。

6曲目「Freak Out」は初期から演奏している大好きな楽曲で、本当に最近のガレージの中でもドンピシャにキラーチューンだと思うのでぜひチェックしてほしい。

7曲目に収録されている「Andrew」や8曲目「Over And Done」は少しオルタナティブな要素も強めなインディーロックで今までのThe Paranoydsに無かった形の楽曲でシンプルだけど面白いし。

10曲目「LA 2032 」とかも完全に90sを感じさせる楽曲だけど、タイトルはLAだけど、どちらかというとPhillyの音楽好きな人に刺さりそうなファジーなインディーロックで最高ですね！

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◆ LP

Tracklist：
1.BWP：https://youtu.be/9nWBULt_DTA
2.Lizzie：https://youtu.be/WjHbNbD2BZE
3.Nissan Overdrive
4.Typing
5.Single Origin Experience
6.Freak Out：https://youtu.be/ZQrTH95LzJo
7.Andrew
8.Over And Done
9.6th Street Bridge
10.LA 2032
11.Sunburn

Listening the album：https://theparanoyds.bandcamp.com/album/talk-talk-talk-2

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Release Date : 9 September 2022
Label : Third Man Records

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