USはアトランタを拠点に活動中のSSW、Thomas Howardによるプロジェクト、orchid mantisが昨年リリースした最新作『far from this world』を入荷しました。

冒頭を飾る「within and apart」から〈Captured Tracks〉✕〈Z Tapes〉の最上級のコラボレーションと言いたくなるようなローファイ・ギター・サウンドと哀愁漂うヴォーカルの組み合わせが完璧だし、続く「can't see the sun anymore」では少しポストパンクのアプローチも感じるのが面白いですね。

3曲目「outside」はTurnoverとかビーチ沿いを匂わせるようなドリーミーなギターフレーズとメランコリックなヴォーカルのメロディーがたまらなく、気づいたら60年代とかのモノクロでノスタルジックな映画の世界へと引きずり込まれていく。

7曲目「pkd」とかはAlex Gを彷彿させるソングライティングで言わずもがな最高ですし、続く8曲目「keswick park」Molly Drag辺りのスロウコア系SSWを彷彿とさせるサッドネスを醸し出した雰囲気がスッーとナチュラルに入り込んできます。

タイトル曲である「far from this world」もメランコリックなSSWが好きな人にはたまらないタイプの曲になっていますし、彼のディスコグラフィーの中でも最高傑作と言って過言ではないでしょう！

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◆ LP（250 Ltd Black Vinyl）

・Cassette（100 Ltd Forest Green Cassette）はこちら：https://tomorrow.buyshop.jp/items/42231733

Tracklist：
1.within and apart：https://youtu.be/_aOsFcT9YXA
2.can't see the sun anymore
3.outside：https://youtu.be/BaUMjx26YWc
4.never know why
5.even in dreams
6.no answer
7.pkd
8.keswick park
9.timeless / ibis dream
10.tell
11.feels like i'm just waiting for you to come home
12.far from this world
13.light beyond (right now)
14.it all seems the same

Listening the album：https://orchid-mantis.bandcamp.com/album/far-from-this-world

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Release Date : 20 November 2020
Label：Z Tapes

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