Dry Cleaning / Stumpwork(Ltd White LP w Japanese Obi)
¥4,100
来日公演も決定したロンドンのポストパンク・バンド、Dry Cleaningが昨年リリースしたデビューアルバムから早くもリリースした2ndアルバム『Stumpwork』を入荷しました。
カリスマ性が爆発しているヴォーカル、Florence Shawの気怠い歌声とソリッドなギターサウンド、そしてパンキッシュなセンスを加えて圧倒的に個性を放ってデビューしたDry Cleaningですが、今作はその勢い✕Florence Shawのヴォーカルという前作の持ち味から変化し、全体的にスピードで勝負するような場面が減りました。
冒頭を飾る「Anna Calls From The Arctic」からリリックを読み上げるかのように語りかけるFlorence Shawの気怠いヴォーカルがまずは最高ですが、途中に鼻歌を入れてみるアレンジ力だったり、絶妙なバランス加減で土台を支えているベースラインや変わった音作り何かを叩いている楽曲に色を付けているドラムパートなど楽器隊の構成力も素晴らしいですね。
続く「Kwenchy Kups」も語りかけるようなFlorence Shawのヴォーカルはそのままですが、この曲はインディーポップ、ギターポップ、サイケ辺りのサウンドは軸になっていて、不穏さを醸し出しながらも全体的にキャッチーなリードギターが最高だし、そのまま流れるように「Gary Ashby」へと流れていく感じも本当に最高で、この曲は更にジャングルポップの要素が強めですが、ギターの音作りが80sのニューウェーブとかDIIVやRide辺りのギターサウンドにも近いリードギターがこちらも最高ですね。
8曲目「Don't Press Me」までほとんどアップテンポに上げてくる部分がなく、平熱を保って淡々と心をエグッてくるような作品なのですが、この曲では少し彼らの前作で表現したポストパンクの持ち味を感じることができます。ただどちらかというとロンドンのポストパンクというよりもメルボルンのガレージパンクに近いロックンロール系統のリードギターが特徴的な曲でしょう。
ラストを飾る「Icebergs」ではいきなり飛び出すサイケポップなリードギターが最高で、個人的にこのアルバムは最初から最後まで変化していくリードギターに持っていかれた作品でしたね!
—
◆ LP(White Vinyl) / Japanese Obi
・LP(Ltd Eco Black Vinyl) / Japanese Obi / 7inchはこちら:https://tomorrow.buyshop.jp/items/68168537
・Cassetteはこちら:https://tomorrow.buyshop.jp/items/68169029
Tracklist:
1.Anna Calls From The Arctic:https://youtu.be/lYNwr7wuRHY
2.Kwenchy Kups
3.Gary Ashby
4.Driver's Story
5.Hot Penny Day
6.Stumpwork
7.No Decent Shoes For Rain:https://youtu.be/XyfYFznhyJI
8.Don't Press Me:https://youtu.be/gjVc8lYIaUM
9.Conservative Hell
10.Liberty Log
11.Icebergs
Listening the album:https://open.spotify.com/album/64OXKq9VK1geZd3Q9OpoBO?si=WWt3Ck6_Q1aJBpn4pJVzbQ
◆関連リンク
Facebook
https://www.facebook.com/drycleaningband
Instagram
https://www.instagram.com/drycleaningband/
Release Date : 22 October 2022
Label : 4AD
カリスマ性が爆発しているヴォーカル、Florence Shawの気怠い歌声とソリッドなギターサウンド、そしてパンキッシュなセンスを加えて圧倒的に個性を放ってデビューしたDry Cleaningですが、今作はその勢い✕Florence Shawのヴォーカルという前作の持ち味から変化し、全体的にスピードで勝負するような場面が減りました。
冒頭を飾る「Anna Calls From The Arctic」からリリックを読み上げるかのように語りかけるFlorence Shawの気怠いヴォーカルがまずは最高ですが、途中に鼻歌を入れてみるアレンジ力だったり、絶妙なバランス加減で土台を支えているベースラインや変わった音作り何かを叩いている楽曲に色を付けているドラムパートなど楽器隊の構成力も素晴らしいですね。
続く「Kwenchy Kups」も語りかけるようなFlorence Shawのヴォーカルはそのままですが、この曲はインディーポップ、ギターポップ、サイケ辺りのサウンドは軸になっていて、不穏さを醸し出しながらも全体的にキャッチーなリードギターが最高だし、そのまま流れるように「Gary Ashby」へと流れていく感じも本当に最高で、この曲は更にジャングルポップの要素が強めですが、ギターの音作りが80sのニューウェーブとかDIIVやRide辺りのギターサウンドにも近いリードギターがこちらも最高ですね。
8曲目「Don't Press Me」までほとんどアップテンポに上げてくる部分がなく、平熱を保って淡々と心をエグッてくるような作品なのですが、この曲では少し彼らの前作で表現したポストパンクの持ち味を感じることができます。ただどちらかというとロンドンのポストパンクというよりもメルボルンのガレージパンクに近いロックンロール系統のリードギターが特徴的な曲でしょう。
ラストを飾る「Icebergs」ではいきなり飛び出すサイケポップなリードギターが最高で、個人的にこのアルバムは最初から最後まで変化していくリードギターに持っていかれた作品でしたね!
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◆ LP(White Vinyl) / Japanese Obi
・LP(Ltd Eco Black Vinyl) / Japanese Obi / 7inchはこちら:https://tomorrow.buyshop.jp/items/68168537
・Cassetteはこちら:https://tomorrow.buyshop.jp/items/68169029
Tracklist:
1.Anna Calls From The Arctic:https://youtu.be/lYNwr7wuRHY
2.Kwenchy Kups
3.Gary Ashby
4.Driver's Story
5.Hot Penny Day
6.Stumpwork
7.No Decent Shoes For Rain:https://youtu.be/XyfYFznhyJI
8.Don't Press Me:https://youtu.be/gjVc8lYIaUM
9.Conservative Hell
10.Liberty Log
11.Icebergs
Listening the album:https://open.spotify.com/album/64OXKq9VK1geZd3Q9OpoBO?si=WWt3Ck6_Q1aJBpn4pJVzbQ
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Release Date : 22 October 2022
Label : 4AD
ショップの評価
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