King Kruleの弟であるJack Marchallを中心にTheo Macabe、Jacob Read，George Bassにより構成されたサウスロンドンを拠点に活動中のロックバンド、Horseyが昨年リリースしたデビューアルバム『Debonair』が遂にレコード化しました！

様々なタイプの魅力的なアーティストが活動しているサウスロンドンの中で、Horseyもまた一つ唯一無二の個性を放っているバンド。冒頭を飾る「Debonair」はまるでミュージカルの挿入歌のように愉快でカラフルな楽曲なのですが、The Lemon TwigsやFoxygenのようなバンドとは違いかなりパワフルに演奏しているのが特徴的だと思います。

続く「Arms and Legs」でもそのミュージカル的なドラマな感じはあるのですが、とにかくどの楽器もヴォーカルも笑っちゃうくらい音が大きくて面白いし、ポストパンクの要素も多めですが、全体的にプログレを感じさせる「Everyone's Tongue」とかを聞いても他のサウスロンドンとは別の要素が多いことがわかりますね。

7曲目「Lagoon」とかで一気にキャッチーになったり、楽曲の中でもサウンドで起承転結を作り出している感じも本当にミュージカルを見ているかのように面白いし、そういう意味ではここまでアルバム単位としても起承転結がハッキリと現れている作品も中々ないので、楽曲とアルバムの別々の単位のどちらでも別のストーリーを感じれるような作品になっているのではないでしょうか。

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◆ LP

Tracklist：
1.Sippy Cup：https://youtu.be/W43Jsz-T1ys
2.Arms and Legs
3.Underground
4.Everyone's Tongue
5.Wharf (i)
6.Wharf (ii)
7.Lagoon：https://youtu.be/CFnDGeLu1jM
8.1070
9.Clown
10.Leaving Song
11.Seahorse (feat. King Krule)：https://youtu.be/Ee7g4rbaR64

Listening the album：https://horseyyy.bandcamp.com/album/debonair

◆関連リンク
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HORSEY live from The Close Encounter Club
https://youtu.be/8qLh7fxvUYM

Release Date : 30 July 2021
Label：untitled (recs)

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