フランスはパリを拠点に活動中の3人組オルタナティブ / スロウコア・トリオ、Hélice Islandによるデビューアルバム『Medico』を入荷しました。

世界的に華々しいイメージを持たれている都、Paris。僕はパリには行ったことないけど、恐らく実際はそんなイメージ通りの事はなくて、ある意味彼らのようなオルタナティブでスロウコアなバンドが似合う街でもあると僕は予想している。

Hélice IslandというバンドはBenoit Malevergne（Guitar, Trumpet, Vocals）、Aurore Bastin（Cello, Vocals）、Sophie Katakov（Drums）の3人組で構成されたバンドで、ヴォーカルの2人が様々な楽器をプレイするため、ダークなアルバムではあるのだけど、様々なギターで轟音を生み出すようなオルタナティブなタイプのアーティストではなく、Black Country, New RoadとDusterを足したかのようなサウンドを作り出している。

冒頭を飾る「Like you」のイントロから良い意味で気持ち悪い。メロディーも絶妙にWierdだし、チェロのサウンドが良い感じに不気味さを増強させている。

3曲目「Broken」では気怠さを極めたポストパンク的な要素も含みつつも、やっぱりチェロが素晴らしい役割をしていて、これこそBlack Country, New Roadとか好きな人にチェックしてほしい楽曲だし、4曲目「Easy」に続いていっても時間が少しづづ進んでいくかのようなゆったりとしたオルタナ〜スロウコア〜ポストパンクな楽曲が最高ですね。

3人構成という全体の音数が少ない中でトランペットとチェロを入れた構成ってのがかなり良い方向に作用しているアルバムだと思うので、ぜひチェックしてみてください。

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◆ LP（Ltd Black Vinyl）
・日本独占販売

Tracklist：
1.Like you
2.The end of the days
3.Broken：https://youtu.be/YqWIRIEwvOA
4.Easy
5.Medico
6.Brother
7.The noise

Listening the album：https://heliceisland.bandcamp.com/

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Release Date : 25 February 2022
Label：Araki Records

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