The xxのヴォーカリスト / ベーシストであるOliver SimがThe xxのメンバーであり、プロデューサーとしても活躍しているJamie xxの全面プロデュースの元に完成させた初のソロアルバム『Hideous Bastard』を入荷しました。

2015年にJamie xxの『In Colour』が大ヒットし、昨年にはRomyもソロデビューを果たしたので最終的にはThe xxのメンバーの中で最後のソロデビューとなったOliver Sim。

17歳の頃からHIVと共に生きていることをカミングアウトするようなリリックでスタートする冒頭を飾る「Hideous」ではまるでホラームービーのワンシーン暗闇の中を彷徨うような感覚と壮大なエレクトロニックの中でそれでもダンスしたい気持ちが交差する。

続く「Romance With A Memory」とかでもソウルっぽいコーラスなどポップさを醸し出している部分も多いんだけど、それ以上に全体的に奇妙なカオスなポップソングを作り出しているのが面白いし、今回はThe xxのときよりもエモーショナルな歌い方をしている楽曲が多いけど、4曲目「Never Here」に関しては少しxxのときのOliverがヴォーカルから顔を覗かせている感じがするのも面白いですね。

最初から最後までまるで短編映画を見ているかのような、じっくりと世界観に入り込んでいけるアルバムだと思うし、The xxのときのようにスラッと聞けるような心地良さはないけど、その分Perfume Geniusとかが好きな人に刺さるアルバムだと感じますね。

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◆ LP（Ltd Red Vinyl）

・Cassetteはこちら：https://tomorrow.buyshop.jp/items/66798668

Tracklist：
1.Oliver Sim feat. Jimmy Somerville & Jimmy Somerville - Hideous：https://youtu.be/3r4I6tz72Q4
2.Romance With A Memory
3.Sensitive Child
4.Never Here
5.Unreliable Narrator
6.Saccharine
7.Confident Man
8.GMT：https://youtu.be/x0sqQloesWg
9.Fruit：https://youtu.be/Ehs--KAUkEg
10.Run The Credits

Listening the album：https://oliversim.bandcamp.com/album/hideous-bastard

◆関連リンク
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Release Date : 9 September 2022
Label：Young Turks

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