UKはHebden Bridgeを拠点に活動中の4人組、The Lounge Societyが今年のサマソニにも出演したSquidを輩出したレーベル〈Speedy Wunderground〉からリリースしたデビューアルバム『Tired of Liberty』。

冒頭を飾る「People Are Scary」からどんどんと展開が変わっていくようなトリッキーなアート〜ポストパンクを軸にしたムーディーでオルタナティブな要素も含んだ楽曲なのですが、とにかくヴォーカル、Cameron Daveyのヴォーカルがとにかくセクシーで最高ですね。

リードシングルとしても公開された「Blood Money」はよりUK発の現行にポストパンクだけど、音作りの諸々が素晴らしくて鋭いけど、少し柔らかさも感じるが面白いし、続く「No Driver」ではコレまでは登場してこなかったシンセサウンドを上手く活用しながら楽曲を構成しているのだけど、ポストパンクであるともに、物凄くギターロックとしても優秀。Iceageの最新作やShameの2作目とはまた違う方向に進みつつも、ポストパンク以外のギターロックファンにもチェックしてほしいアルバムになっていると思う。

4曲目「Beneath The Screen」のイントロでいきなり飛び出す少し80sっぽいヘンテコなシンセとかにも笑わされるし、7曲目「Remains」のように鋭さ抜群でカッコいいだけの楽曲も入っていたりと、新しさと懐かしさを同時に感じさせるアルバムであり、衝撃的なカッコよさと荒削りでまだアルバムとして一つの物語にまとまってない感じがデビューアルバムとして最高の作品だと思う！

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◆ LP

Tracklist：
1.People Are Scary
2.Blood Money
3.No Driver
4.Beneath The Screen
5.North Is Your Heart
6.Last Breath
7.Remains
8.Boredom Is A Drug
9.It's Just A Ride
10.Upheaval
11.Generation Game

Listening the album：https://open.spotify.com/intl-ja/album/3aHcCiEzSVklnAgGhl86K9?si=LOxPaBoaQz2rs7twVlaWMQ

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Release Date : 26 August 2022
Label : Speedy Wunderground

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