一時期は〈GODMODE〉からもリリースしていたフロリダのVonne ParksとAndrea GaineyによるHIP-HOPユニット、They Hate Changeがまさかの〈Jagjaguwar〉と契約してリリースした新作『Finally, New』を入荷しました。

冒頭を飾る「Stuntro」では少しローファイな要素を含んだビートにラップを乗せるスタイルで、比較的シカゴとかから出てきそうなシンプルでクールなHIP-HOPなのだけど、続く「Breathing」から一気に爆発。ビートは一気に跳ね上がり、それでいて気持ち悪い要素を身に纏う。

3曲目「Who Next」を演奏する頃には完全に最初のイメージはブッ壊れていて、ブレイクビーツなどを使用したUKのクラブサウンドを取り入れた爆裂的なHIP-HOP ✕ ダンスミュージックを完璧にこなしていく。

4曲目「Reversible Keys」も完全にUKのクラブからの流れの楽曲なのだけど、個人的にイントロ部分にあたるパートがBrockhamptonの「Star」を彷彿させると思ったし、続く「Blatant Localism 」も含めてKevin Abstractが作る音楽が好きな人にもチェックしてほしい。

僕はThey Hate Change のことをこの作品が出るまで全然知らなかったのですが、どうやらDos Monosとレーベルメイトだったとのことで、それもめちゃくちゃ納得できますし、個人的には今年の年間ベストに内定の1枚です！

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◆ LP（Ltd Coke Bottle Clear Vinyl）

Tracklist：
1.Stuntro
2.Breathing
3.Who Next
4.Reversible Keys
5.Blatant Localism
6.Coded Language (Interlude)
7.1000 Horses：https://youtu.be/fUmC10OWuRA
8.Little Brother
9.Some Days I Hate My Voice
10.CERTI
11.Perm
12.X-Ray Spex：https://youtu.be/I1FSFda6fcs
13.From The Floor：https://youtu.be/K-HlFGQ3ois

Listening the album：https://theyhatechange.bandcamp.com/

◆関連リンク
Instagram
https://www.instagram.com/theyhatechange/

Release Date : 13 May 2022
Label : Jagjaguwar Records

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