Fontaines D.C. / Skinty Fia（Ltd Deluxe 2LP）
¥6,300
アイルランドの首都、ダブリンを拠点に活動中のロックバンド、Fontaines D.C.が2019年のデビュー作から早くも3枚目のアルバムリリースとなった最新作『Skinty Fia』を入荷しました。
前作『A Hero's Death』ではUKのアルバムチャートで2位を獲得したことでも話題になり、早くも世界を代表するバンドに足一歩踏み入れた感覚のあるFontaines D.C.ですが、前作の冒頭の楽曲「I Don't Belong」= ”どこにも属さない”というメッセージを更に突き進めたアルバムに仕上がっていると言っていいでしょう。
ShameやIdlesといったUKのポストパンクの一角として登場したFontaines D.C.が今作でやっていることは、ポストパンクというよりはオルタナティブロックである。例えば2曲目に収録されている「Big Shot」という楽曲を初めて聞いたとき、個人的に真っ先に思い浮かんだのはDIIVの最新作『Deceiver』というアルバムや同じくアイルランド出身で素晴らしい新作をリリースしたJust Mustardのようなバンドで、とにかく孤独を感じる楽曲だったからだ。それは続く「How Cold Love Is」という楽曲でも感じることができる。
ローリングストーンに載っていた記事を引用すると「このレコードの大部分は、イングランドにおけるアイリッシュの価値観に感化されてる」とフロントマンであるCarlos O'Connellはこのレコードについて語ったらしい。
アイルランド＝イングランドの歴史について僕は詳しくはわからないが、冒頭を飾る「In ár gCroíthe go deo」というタイトルを〈Translate.com〉というサイトを使って英語にすると「In our Hearts forever」と変換される。これだけでもこのアルバムで何を示したいのかはわかると思う。だからケルト音楽の代表的な楽器であるアコーディオンがこの作品で使われているのでしょう。
もちろん音楽性とも素晴らしくて「Jackie Down The Line」とかは今までのFontaines D.C.やShameがやってきた事を見事にオルタナティブ・ロックとして完璧に鳴らした楽曲だと思うし、爽やかな風を感じさせる「Roman Holiday」とかはThe Stone Rosesとかが好きな人にも届くのではないでしょうか！
ラストを飾る「Nabokov」は少しノイジーなOasisのような音楽性でもあると思うので、その辺りのバンドが好きな人にまでチェックしてほしいし、このまま突き進めば彼らは完全にスタジアムバンドになってしまう！最高じゃん！って感じのアルバムです。
—
◆ 2LP（45RPM Black Vinyl）/ Housed in a Gatefold Jacket with Printed Inner Sleeves / Alternate Cover Artwork / 20 Page Lyric Book.
・LP（Ltd Red Vinyl）はこちら：https://tomorrow.buyshop.jp/items/64663402
Tracklist：
1.In ár gCroíthe go deo
2.Big Shot
3.How Cold Love Is
4.Jackie Down The Line：https://youtu.be/3AoOfJP3r40
5.Bloomsday
6.Roman Holiday：https://youtu.be/yj3oDS6VM2o
7.The Couple Across The Way
8.Skinty Fia：https://youtu.be/E4qy_XEjjYc
9.I Love You：https://youtu.be/Ty9Pcg3qrmU
10.Nabokov
Listening the album：https://fontainesdc.bandcamp.com/album/skinty-fia
◆関連リンク
Facebook
https://www.facebook.com/fontainesband/
Fontaines D.C. - Full Performance (Live on KEXP)
https://youtu.be/qEFk5RiGf9A
Fontaines D.C.: Tiny Desk (Home) Concert
https://youtu.be/mgMwGBtt4rE
Fontaines D.C. - I Love You (Glastonbury 2022)
https://youtu.be/LXvdYSMXFN4
Release Date : 22 April 2022
Label：Partisan Records
前作『A Hero's Death』ではUKのアルバムチャートで2位を獲得したことでも話題になり、早くも世界を代表するバンドに足一歩踏み入れた感覚のあるFontaines D.C.ですが、前作の冒頭の楽曲「I Don't Belong」= ”どこにも属さない”というメッセージを更に突き進めたアルバムに仕上がっていると言っていいでしょう。
ShameやIdlesといったUKのポストパンクの一角として登場したFontaines D.C.が今作でやっていることは、ポストパンクというよりはオルタナティブロックである。例えば2曲目に収録されている「Big Shot」という楽曲を初めて聞いたとき、個人的に真っ先に思い浮かんだのはDIIVの最新作『Deceiver』というアルバムや同じくアイルランド出身で素晴らしい新作をリリースしたJust Mustardのようなバンドで、とにかく孤独を感じる楽曲だったからだ。それは続く「How Cold Love Is」という楽曲でも感じることができる。
ローリングストーンに載っていた記事を引用すると「このレコードの大部分は、イングランドにおけるアイリッシュの価値観に感化されてる」とフロントマンであるCarlos O'Connellはこのレコードについて語ったらしい。
アイルランド＝イングランドの歴史について僕は詳しくはわからないが、冒頭を飾る「In ár gCroíthe go deo」というタイトルを〈Translate.com〉というサイトを使って英語にすると「In our Hearts forever」と変換される。これだけでもこのアルバムで何を示したいのかはわかると思う。だからケルト音楽の代表的な楽器であるアコーディオンがこの作品で使われているのでしょう。
もちろん音楽性とも素晴らしくて「Jackie Down The Line」とかは今までのFontaines D.C.やShameがやってきた事を見事にオルタナティブ・ロックとして完璧に鳴らした楽曲だと思うし、爽やかな風を感じさせる「Roman Holiday」とかはThe Stone Rosesとかが好きな人にも届くのではないでしょうか！
ラストを飾る「Nabokov」は少しノイジーなOasisのような音楽性でもあると思うので、その辺りのバンドが好きな人にまでチェックしてほしいし、このまま突き進めば彼らは完全にスタジアムバンドになってしまう！最高じゃん！って感じのアルバムです。
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◆ 2LP（45RPM Black Vinyl）/ Housed in a Gatefold Jacket with Printed Inner Sleeves / Alternate Cover Artwork / 20 Page Lyric Book.
・LP（Ltd Red Vinyl）はこちら：https://tomorrow.buyshop.jp/items/64663402
Tracklist：
1.In ár gCroíthe go deo
2.Big Shot
3.How Cold Love Is
4.Jackie Down The Line：https://youtu.be/3AoOfJP3r40
5.Bloomsday
6.Roman Holiday：https://youtu.be/yj3oDS6VM2o
7.The Couple Across The Way
8.Skinty Fia：https://youtu.be/E4qy_XEjjYc
9.I Love You：https://youtu.be/Ty9Pcg3qrmU
10.Nabokov
Listening the album：https://fontainesdc.bandcamp.com/album/skinty-fia
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Fontaines D.C. - Full Performance (Live on KEXP)
https://youtu.be/qEFk5RiGf9A
Fontaines D.C.: Tiny Desk (Home) Concert
https://youtu.be/mgMwGBtt4rE
Fontaines D.C. - I Love You (Glastonbury 2022)
https://youtu.be/LXvdYSMXFN4
Release Date : 22 April 2022
Label：Partisan Records
ショップの評価
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