Mitski / Laurel Hell(Cassette)
¥2,000
日本生まれ、NY育ちのシンガーソングライター、Mitskiがリリースした6枚目となる新作『Laurel Hell』を入荷しました。
前作『Be The Cowboy』のツアーでライブ等表立った活動を休止することを発表していたMitski。ところがそのままパンデミックに突入したことにより、全員が同時に休止することになってしまいました。ある意味彼女にとってはナイスのタイミングというべきなのかはわかりませんが、そのまま他のアーティストと同タイミングでツアーの再開&アルバムのリリースという感じに。
今作に収録されているほとんどの楽曲は2018年に書かれた曲ということだが、パンデミックが起きたことにより気分を少しでも上げるためにアップテンポに進化した曲もあったという。全体を通しても今まで一番80s色が強いダンサンブルな作品に仕上がっていることはいうまでもない。
活動を再開して最初に鳴らすことになる冒頭の「Valentine, Texas」では ”Let’s step carefully” という慎重な活動の再開を物語っているかのようなリリックからスタートする。壮大さのあるグラムロックが彼女のドアをあけると、続く「Working for the Knife」では前作『Be The Cowboy』に通じるようなヴォーカルが特徴的な楽曲だけど、その中でアクセントとして響いているギターのサウンドがクールである。
3曲目「Stay Soft」はAbbaを彷彿させるような70〜80sのポップスに仕上がっていて、一つ一つのフレーズが丁寧に作り込まれているのがよくわかるポップソングだし、5曲目「Heat Lightning」とかはUS中西部辺りのサイケデリックを感じる冒頭から徐々にディープに潜っていく感じがクールですね。
最初の先行シングルとして公開された「The Only Heartbreaker」は完全に80sのポップスやニューウェーブから影響を受けている楽曲なので、この辺りのサウンドが好きな人は間違いないし、個人的にはサビの前のシンセフレーズがたまらなく好きですね!そのまま80sな流れで進んでいく「Love Me More」もクールです!
全体を通してかなりポップになっていて、オルタナティブな曲といえば「Everyone」と「I Guess」くらいで戸惑う人もいるかもしれませんが、個人的には『Be The Cowboy』のツアーでのパフォーマンスを見ているので、あのパフォーマンスをするMitskiがこの手のアルバムを作ってくるのはある意味必然な気がしますし、元々はツアーを休止したはずだったのに、どの曲もあのときのライブパフォーマンスにマッチしそうな楽曲なのが面白く感じますね。
—
◆ Cassette
Tracklist:
1.Valentine, Texas
2.Working for the Knife
3.Stay Soft:https://youtu.be/cNwy1Th4NYo
4.Everyone
5.Heat Lightning
6.The Only Heartbreaker:https://youtu.be/LmXFF_whkVk
7.Love Me More:https://youtu.be/P4J3Z9xgjWQ
8.There's Nothing Left Here for You
9.Should've Been Me
10.I Guess
11.That's Our Lamp
Listening the album:https://open.spotify.com/album/4rcinMUHEWOxpIwJo2sf22?si=j6KNH6z7QUCGZKfQNihTMQ
◆関連リンク
Facebook
https://www.facebook.com/MitskiLeaks
Instagram
https://www.instagram.com/mitskileaks/?hl=ja
Release Date : 4 February 2022
Label:Dead Oceans
前作『Be The Cowboy』のツアーでライブ等表立った活動を休止することを発表していたMitski。ところがそのままパンデミックに突入したことにより、全員が同時に休止することになってしまいました。ある意味彼女にとってはナイスのタイミングというべきなのかはわかりませんが、そのまま他のアーティストと同タイミングでツアーの再開&アルバムのリリースという感じに。
今作に収録されているほとんどの楽曲は2018年に書かれた曲ということだが、パンデミックが起きたことにより気分を少しでも上げるためにアップテンポに進化した曲もあったという。全体を通しても今まで一番80s色が強いダンサンブルな作品に仕上がっていることはいうまでもない。
活動を再開して最初に鳴らすことになる冒頭の「Valentine, Texas」では ”Let’s step carefully” という慎重な活動の再開を物語っているかのようなリリックからスタートする。壮大さのあるグラムロックが彼女のドアをあけると、続く「Working for the Knife」では前作『Be The Cowboy』に通じるようなヴォーカルが特徴的な楽曲だけど、その中でアクセントとして響いているギターのサウンドがクールである。
3曲目「Stay Soft」はAbbaを彷彿させるような70〜80sのポップスに仕上がっていて、一つ一つのフレーズが丁寧に作り込まれているのがよくわかるポップソングだし、5曲目「Heat Lightning」とかはUS中西部辺りのサイケデリックを感じる冒頭から徐々にディープに潜っていく感じがクールですね。
最初の先行シングルとして公開された「The Only Heartbreaker」は完全に80sのポップスやニューウェーブから影響を受けている楽曲なので、この辺りのサウンドが好きな人は間違いないし、個人的にはサビの前のシンセフレーズがたまらなく好きですね!そのまま80sな流れで進んでいく「Love Me More」もクールです!
全体を通してかなりポップになっていて、オルタナティブな曲といえば「Everyone」と「I Guess」くらいで戸惑う人もいるかもしれませんが、個人的には『Be The Cowboy』のツアーでのパフォーマンスを見ているので、あのパフォーマンスをするMitskiがこの手のアルバムを作ってくるのはある意味必然な気がしますし、元々はツアーを休止したはずだったのに、どの曲もあのときのライブパフォーマンスにマッチしそうな楽曲なのが面白く感じますね。
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◆ Cassette
Tracklist:
1.Valentine, Texas
2.Working for the Knife
3.Stay Soft:https://youtu.be/cNwy1Th4NYo
4.Everyone
5.Heat Lightning
6.The Only Heartbreaker:https://youtu.be/LmXFF_whkVk
7.Love Me More:https://youtu.be/P4J3Z9xgjWQ
8.There's Nothing Left Here for You
9.Should've Been Me
10.I Guess
11.That's Our Lamp
Listening the album:https://open.spotify.com/album/4rcinMUHEWOxpIwJo2sf22?si=j6KNH6z7QUCGZKfQNihTMQ
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Release Date : 4 February 2022
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