パリを拠点に活動中のアーティスト、Godfordが昨年リリースした2ndアルバム『I YOU SHE』を入荷しました。

『昔、Jamie xxのDJを深夜のクラブで聴いていると、いきなり友達が号泣しだしたことがあった。そうダンスミュージックというのは踊るためにある音楽かもしれないが、本当に素晴らしいダンスミュージックは気づいたら理由も無く泣けてくる。そしてそういった音楽は本当に美しいと僕はそう思っている』

と前回のデビューアルバムの紹介で書いたのだけど、今作も完全に泣けてくるようなロマンスが詰まった素晴らしい仕上がりになっている。

冒頭を飾る「California, Pt. I 」から "California, I'll be back My feeling for ya, it's just so right" というリリックとエモーショナルなメロディーが組み合わさった完璧なダンスミュージックだし、続く「The Beast」でもほとんど聞き取れないほどの高速なリリックがダンスミュージックのサウンドの一部になっていてビートと混じって化学反応を起こしているし、続く「The Hill」はODEZAとかが好きな人にも届きそうなポップス要素もある80sとかも感じるダンスミュージックに仕上がっていますね。

今回のアルバムの挑戦面としては6曲目「High and Lonely」でトラップ / HIP-HOPに片足踏み込んでいるところだと思うけど、見事にアルバムのスパイスとして適応しているし、実験的な要素があることによりその流れで続いていくエモーショナルなヴォーカルが響く「Try」とかの魅力も倍増しています。

とはいえ基本的には最初にも言及した通りにデビューアルバムと同様に泣けるダンスミュージックとして機能しているのが一番だと思うし、最後の「California, Pt. II」で終わるころにはダンスをしながらも喜怒哀楽の感情が溢れ出してしまうこと間違いないし、そしてレコード限定トラックの「Riots Not Diets」もめちゃくちゃ素晴らしい仕上がりなのでチェックしてほしい！

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◆ LP（500 Clear Vinyl）
・日本独占販売

Tracklist：
1.California, Pt. I
2.The Beast：https://youtu.be/ZUTctdQvgwQ
3.The Hill：https://youtu.be/AHwvVhAobco
4.Do What I Feel
5.I You She
6.High and Lonely
7.Xtz
8.Try：https://youtu.be/ygalDAj4nqQ
9.Say My Name
10.No One
11.Understanding
12.Enemy
13.California, Pt. II
14.Riots Not Diets（Vinyl Exclusive Track）

Listening the album：https://godford.bandcamp.com/album/i-you-she

◆関連リンク
Instagram
https://www.instagram.com/godford_/

Release Date : 3 December 2021
Label：Pack Records

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