ロンドンを拠点に活動中のJim BeckとLoz Beckによる兄弟バンド、Casselsが2017年にリリースしたデビューアルバム『Epithet』を入荷しました。

冒頭を飾る「Coup」から2曲目「Let」への流れがまず素晴らしくて、エモっぽいギターフレーズとかを活用しながらもPUPを彷彿とさせるヴォーカルワークやパンキッシュな構成に爆上がりさせられてしまうし、「Coup」の後半のコーラスの入れ方とかも『The Dream Is Over』を彷彿させますね。

3曲目「War Is A Really Clever Metaphor For Divorce」とかを聴いているとマスロックからの影響も色濃く感じるし、それでもメロディーがUSエモなので、マスロックとか難しくて苦手な人とかにも刺さる確立は高めだと思いますね。

5曲目「You Turn on Utopia」とかもヘヴィーなギターサウンドが重圧感を作りつつも少しアートロックっぽい気難しい要素とエモーショナルでストレートに刺さるメロディーのバランス感が絶妙だし、55秒間、本気でパンクをやってる「This Song Has A Name But We Don't Like To Talk About It 」とかもそれこそPUPのファンとかにはチェックしてほしいですね。

2nd以降とは結構差別化できるデビューアルバムだと思うし、エモファン以上にパンクファンに届いて欲しい作品ですね！

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◆ LP

Tracklist：
1.Coup
2.Let：https://youtu.be/IZfvVVZwukI
3.War Is A Really Clever Metaphor For Divorce
4.Where Baseball Was Invented
5.You Turn On Utopia
6.Sepia Good Times
7.This Song Has A Name But We Don't Like To Talk About It
8.Motor Skills
9.Chewed Up Cheeks

Listening the album：https://cassels.bandcamp.com/album/epithet

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Release Date : 6 October 2017
Label：Big Scary Monster

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