caroline / caroline(Ltd Red LP)
¥3,100
2022年のロンドンのシーンの注目株筆頭としての呼び声も高い8人組の即興音楽集団、carolineが〈Rough Trade〉からリリースしたデビューアルバム『caroline』を入荷しました。
2017年に3人組としてバンド活動をスタートしたcaroline。初期のメンバーであるJasper Llewellyn(アコギ、チェロ、ドラム、ヴォーカル)、Mike O’Malley(エレキギター、ヴォーカル)、Casper Hughes(エレキギター、ヴォーカル)の3人が度重なるセッションを行う中でMagdalena McLean(ヴァイオリン)、Freddy Wordsworth(ベース、トランペット)、Alex McKenzie(クラリネット)、Hugh Aynsley(ドラム、パーカッション)と徐々にメンバーが正式加入し、現在は8人構成となっている。
冒頭を飾る「Dark blue」から6分超えの楽曲に仕上がっているのだが、ポストロック、スロウコア、エモなども感じる楽曲で、ヴォーカルも最低限しか入っていないほぼインスト曲と言っても良い構成だけど、ダウナーなムードの中で微かに感じるヒカリの美しさとヴァイオリンを中心に荒々しさと時に見せるエモさがカオスに美しく混ざりあった楽曲で、一瞬で彼らが作り込むサウンドに吸い込まれていく。
2曲目「Good morning (red)」ではダウナーでフォーキーな楽曲の中で訴えかけるような叫び声のようなモノが収録されていたり、アメリカンさを感じるヴァイオリン、そして温もりを感じるヴォーカルの一つ一つが妙にリアルな別世界を作り上げていますね。
まるで川が流れのように穏やかなはじまりのフォークソング「IWR」ではまるで合唱隊が歌っているかのようなエモーショナルな歌声と荒々しく徐々に顔を出しはじめ、どんどんと景色が変わっていく感じは1曲の中で短編小説の映像化しているかのような気分にさせられる。
ポストロック〜スロウコアをオーケストラで演奏したかのような6曲目「Engine (eavesdropping)」では音の反響を上手く使ったレコーディング技術の高さがアルバムに更に素晴らしい色を付け足してるし、
そしてラストを飾る「Natural death」まで本当に一枚のアルバムとして、carolineという世界の中へトリップできるし、1曲1曲の強さの10倍はアルバムとしての強さが光る。
2022年にこういったアルバムを作るのは、ある意味で一番のパンク精神と言ってもいいのかもしれない。
—
◆ LP(Ltd Red Vinyl)
Tracklist:
1.Dark blue
2.Good morning (red):https://youtu.be/bBhk-i2r3xM
3.desperately
4.IWR:https://youtu.be/RBKywKuTi5w
5.messen #7
6.Engine (eavesdropping)
7.hurtle
8.Skydiving onto the library roof
9.zilch
10.Natural death
Listening the album:
◆関連リンク
Facebook
https://www.facebook.com/carolinetheband
Instagram
https://www.instagram.com/carolinetheband/
Release Date : 25 Feburary 2022
Label : Rough Trade
2017年に3人組としてバンド活動をスタートしたcaroline。初期のメンバーであるJasper Llewellyn(アコギ、チェロ、ドラム、ヴォーカル)、Mike O’Malley(エレキギター、ヴォーカル)、Casper Hughes(エレキギター、ヴォーカル)の3人が度重なるセッションを行う中でMagdalena McLean(ヴァイオリン)、Freddy Wordsworth(ベース、トランペット)、Alex McKenzie(クラリネット)、Hugh Aynsley(ドラム、パーカッション)と徐々にメンバーが正式加入し、現在は8人構成となっている。
冒頭を飾る「Dark blue」から6分超えの楽曲に仕上がっているのだが、ポストロック、スロウコア、エモなども感じる楽曲で、ヴォーカルも最低限しか入っていないほぼインスト曲と言っても良い構成だけど、ダウナーなムードの中で微かに感じるヒカリの美しさとヴァイオリンを中心に荒々しさと時に見せるエモさがカオスに美しく混ざりあった楽曲で、一瞬で彼らが作り込むサウンドに吸い込まれていく。
2曲目「Good morning (red)」ではダウナーでフォーキーな楽曲の中で訴えかけるような叫び声のようなモノが収録されていたり、アメリカンさを感じるヴァイオリン、そして温もりを感じるヴォーカルの一つ一つが妙にリアルな別世界を作り上げていますね。
まるで川が流れのように穏やかなはじまりのフォークソング「IWR」ではまるで合唱隊が歌っているかのようなエモーショナルな歌声と荒々しく徐々に顔を出しはじめ、どんどんと景色が変わっていく感じは1曲の中で短編小説の映像化しているかのような気分にさせられる。
ポストロック〜スロウコアをオーケストラで演奏したかのような6曲目「Engine (eavesdropping)」では音の反響を上手く使ったレコーディング技術の高さがアルバムに更に素晴らしい色を付け足してるし、
そしてラストを飾る「Natural death」まで本当に一枚のアルバムとして、carolineという世界の中へトリップできるし、1曲1曲の強さの10倍はアルバムとしての強さが光る。
2022年にこういったアルバムを作るのは、ある意味で一番のパンク精神と言ってもいいのかもしれない。
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◆ LP(Ltd Red Vinyl)
Tracklist:
1.Dark blue
2.Good morning (red):https://youtu.be/bBhk-i2r3xM
3.desperately
4.IWR:https://youtu.be/RBKywKuTi5w
5.messen #7
6.Engine (eavesdropping)
7.hurtle
8.Skydiving onto the library roof
9.zilch
10.Natural death
Listening the album:
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Release Date : 25 Feburary 2022
Label : Rough Trade
ショップの評価
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