NYCを拠点に活動中のSSW、Laura Stevensonが6枚目にして遂にリリースしたSTアルバム『Laura Stevenson』を入荷しました。

今作はWaxahatcheeやDinosaur Jr.、Kurt Vileなどを手掛けるオルタナ系のサウンドを任せたら右に出るものはいない僕も大好きなプロデューサー、John Agnelloを迎えて制作された。

冒頭を飾る「State」からプロデューサー起用の効果ありで、『Burn Your Fire For No Witness』期のAngel Olsenを彷彿させるようなイントロから一気に90sのオルタナティブが爆発するサビへと突入するパンチのある1曲をいきなりぶっ放している。

続く2曲目「Don't Think About Me」とかもそれこそWaxahatcheeを彷彿させる絶妙なバランスでインディーとカントリーの間を突いたようなキャッチーな仕上がりになっているし、少しエモーショナルな歌メロに関してはbeabadoobeeとかにも親しいものを感じます。

3曲目「Moving Cars」ではより70sフォークを彷彿させる穏やかな仕上がりになっていて、冬に少しの温もりを与えれてくるようなそばにいてくれるフォークソングでありながら、壮大さも兼ね備えており、Joni Mitchellのファンにはたまらないでしょう。

6曲目「Sky Blue, Bad News」も風のようにどこまでも届いてくような歌声が特徴的なカントリーポップで最高ですね。

またLaura Stevensonはレコーディングの最中に第一子を出産しており、そのことがこのアルバムにも影響を与えたことは間違いないし、それはこのアルバムのアートワークにも表れていますね。

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◆ LP（Ltd Yellow Vinyl）

Tracklist：
1.State：https://youtu.be/0xDpP8emwBc
2.Don't Think About Me
3.Moving Cars
4.Continental Divide
5.Wretch
6.Sky Blue, Bad News
7.Mary
8.Sandstorm
9.After Those Who Mean It
10.Children's National Transfer

Listneing the album：https://laurastevenson.bandcamp.com/album/laura-stevenson

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Release Date : 6 August 2020
Label : Don Giovanni Records

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