Molly Burchと共にオースティンのインディーシーンを背負っていく存在になってほしいと願っているSun Juneの2枚目。インディーポップやレトロポップ、フォークなど60sファンにもたまらない柔らかいサウンドで、Laura Colwellのヴォーカルも絶品です。

デビューアルバム『Years』も素晴らしい作品で、to'morrow recordsでは取り扱っていましたが、今作はデビュー作をリリースした〈Keeled Scales〉と名門〈Run For Cover Records〉の共同リリースとなっている。

冒頭を飾る「Bad with time」と続く「Everything I had」のどちらもヴォーカル、Lauraの透き通るようなヴォーカルと音数も少なく超シンプルで最大限に唄声を活かしたサウンドが最高で、この2曲の時点で優勝。

3曲目「Singing」ではデビューアルバムに収録されている名曲「Young」を彷彿させるような60sの香りがするレトロなインディーポップで最高だし、続く「Bad girl」もビーチ沿いをイメージさせるようなロマンチックなギターサウンドと真心が溢れていて暖かさのあるヴォーカルが最高で気づいたら泣けてきます。

本当に「Karen O」とか聴いていても弾き語り+αくらいのシンプルなサウンドで、アメリカをイメージさせるような壮大な優しさが溢れていますね。

60sのレトロポップを彷彿させる「Seasons」や少し主張の強いギターが壮大に鳴り響く「Real thing」のような曲もありますが、基本的には「Once in a while」とかのようにヴォーカルを活かすためのシンプルなアレンジだし、派手さを求める人には物足りないのかもしれないのですが、僕はこのアルバムに100点をつけたい。

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◆ LP（1000 Coke Bottle Clear Vinyl）

Tracklist：
1.Bad with time
2.Everything I had：https://youtu.be/DUkYZg73UiY
3.Singing：https://youtu.be/rAduuicZYL8
4.Bad girl：https://youtu.be/_GYNt8oWOGw
5.Karen O：https://youtu.be/-QHWqHjhsfQ
6.Everywhere
7.Once in a while
8.Finding out
9.Seasons
10.Real thing
11.Colors

Listening the album：https://sunjune.bandcamp.com/album/somewhere

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Sun June - Full Performance (Live on KEXP at Home)
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Release Date : 5 February 2021
Label ：Run For Cover Records

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