シカゴを拠点に活動中の4人組インディーバンド、Spirits Having Funが〈Born Yesterday Records〉からリリースした2枚目のアルバム『Two』を入荷しました。

Spirits Having Funはインディーポップやインディーロックを軸にしつつもプログレ、ジャズ、マスロックなど様々な難解さを感じる音楽性を取り入れて独自のサウンドを作り上げている変態的なセンスを持ったシカゴのバンド。

冒頭を飾る「Silhouette」から不穏さのあるオルタナティブなギターリフを軸に、民族音楽かのようなリズムを取り入れたりして初っ端からある意味リスナーを戸惑わせるようなアプローチが最高にクールです。

続く「Hold The Phone」はアルバムの中では正統派な楽曲なのですが、それでも途中の転調の仕方とかは個人的にはメルボルンとかのガレージパンクとかのシーンを感じるものがあるなと思ったし、どこかNYCのアートロックとも親しいものを感じるのですが、実はメンバーの2人は現在はBrooklynに住んでいるとのことで、そこがサウンドにも現れているのかもしれません。

3曲目「The Leaf Is A Chorus」とか完全にイントロから超飛んでるプログレッシブな楽曲。Aメロに入るとシンプルなヴォーカルに対してベースだけが暴れまわってたりするのも面白いし、5曲目「See A Sky」はMamalarkyとかにハマった人に聴いてほしいインディーロックだけど、最後の最後にダウナーになるアレンジも一癖あって素晴らしいですね。

また基本的には女性ヴォーカルであるKatie McShaneがメインヴォーカルと務めているのですが、6曲目「Entropy Transfer Partners」は男性ヴォーカルであるAndrew Clinkmanがメインヴォーカルを務めていますね。

10曲目「Am There」とかもPalmとかが好きな人には絶対にチェックしてほしい複雑さが最高なマスロック〜ジャジーなインディーロック！

好き嫌いはハッキリするバンドかもしれませんが、めちゃくちゃハマる人もいるはず！

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◆ LP（Ltd 7476 C Pantone Vinyl）
・日本独占販売

Tracklist：
1.Silhouette
2.Hold The Phone：https://youtu.be/hDllookuZ7w
3.The Leaf Is A Chorus
4.Broken Cloud
5.See A Sky：https://youtu.be/Jahl4hkEHM0
6.Entropy Transfer Partners：https://youtu.be/Ela6vYLDL-0
7.My Favorite Song
8.My Machine
9.Picture Of A Person
10.Am There
11.A Long Walk In A Sunflower’s Shade
12.The Sweet Oak

Listening the album：https://spiritshavingfun.bandcamp.com/album/two

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Release Date : 3 September 2021
Label : Born Yesterday Records

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