Snail Mail / Valentine(Ltd Gold LP)
¥3,100
USはBaltimore出身のSSW、Lindsey JordanによるプロジェクトSnail Mailが待望の2ndアルバム『Valentine』をリリースしました!
デビューアルバム『Lush』を引っさげたツアーでは最終的にはLA/NYといった都市では2000人前後をヘッドラインで集めるほどに勢いのあるSSWの筆頭までに駆け上がったSnail Mail。実体験を元に書かれた10曲の日常の唄は、時にリアル過ぎるくらいにさらけ出し、ぶっぎらぼうな唄声と共に僕たちの生活に寄り添う。そんなデビューアルバム『Lush』から3年の時を経てリリースされた今作はまずはサウンドの熟練度がパワーアップしています。
Waxahatcheeの『Saint Cloud』やBon Iverの『i,i』を手掛ける今注目のプロデューサー、Brad Cookとタッグを組んだことも恐らく大きく影響していると思うのですが、インディーとポップスの間を突いた絶妙なバランスで成り立っているし、冒頭のタイトル曲「Valentine」だって、イントロのシンセ〜Aメロは80sを感じるような仕上がりになっているけど、サビではLindseyらしい人間味のあるメロディーを軸にしながら完全にオルタナティブなSnail Mailを披露している。
Lindseyがアルバムの冒頭で ”Let's go be alone where no one can see us, honey" と唄うのには現在の社会的な同性愛者への立場とかへの現状を訴えているようにも思えてくる。
先行シングルとして公開された「Ben Frankli」は今までは楽曲/リリックを同時進行するような形で進めていた制作方法を完全に楽曲先行で制作した楽曲らしく、冒頭から鳴り止まないR&Bとかを感じるシンセサウンドやベースフレーズもそうだけど、途中でスパイスのように足されているノイズからギターの音色までとにかく繊細な部分まで音への拘りを感じる。Katie Crutchfield(Waxahatchee)がコーラスとして参加しているのも最高ですね。
4曲目「Light Blue」では逆に今までのSnail Mailの楽曲の中で最もシンプルなフォークをやっているのも面白いし、7曲目「c. et al.」もアメリカーナな要素が強いのでこの辺りはそれこそWaxahatcheeの最新作『Saint Cloud』と重なる部分もありますね。
8曲目「Glory」は前作の流れが残ったオルタナティブなギターサウンドで、前作のファンにはたまらないであろうと思うし、個人的に一番好きな「Automate」という楽曲はAlex Gとかの影響を感じる一方でピアノやストリングス?の音まで響いていたりする。ストレートであり変化球でもある楽曲で、今のSnail Mailのヴォーカルともマッチしている楽曲だと思いますね!
—
◆ LP(Ltd Gold Vinyl)
Tracklist:
1.Valentine:https://youtu.be/ZxarOZ0JBcc
2.Ben Franklin:https://youtu.be/DUU9xxIb91g
3.Headlock
4.Light Blue
5.Forever (Sailing)
6.Madonna
7.c. et al.
8.Glory
9.Automate
10.Mia
Listening the album:
◆関連リンク
Facebook
https://www.facebook.com/snailmailband/
Instagram
https://www.instagram.com/snailmail/?hl=ja
Snail Mail - “Madonna” (Live at The Armour-Stiner Octagon House)
https://youtu.be/nfH_QmYgxnw
Release Date : 5 November 2021
Label:Matador Records
デビューアルバム『Lush』を引っさげたツアーでは最終的にはLA/NYといった都市では2000人前後をヘッドラインで集めるほどに勢いのあるSSWの筆頭までに駆け上がったSnail Mail。実体験を元に書かれた10曲の日常の唄は、時にリアル過ぎるくらいにさらけ出し、ぶっぎらぼうな唄声と共に僕たちの生活に寄り添う。そんなデビューアルバム『Lush』から3年の時を経てリリースされた今作はまずはサウンドの熟練度がパワーアップしています。
Waxahatcheeの『Saint Cloud』やBon Iverの『i,i』を手掛ける今注目のプロデューサー、Brad Cookとタッグを組んだことも恐らく大きく影響していると思うのですが、インディーとポップスの間を突いた絶妙なバランスで成り立っているし、冒頭のタイトル曲「Valentine」だって、イントロのシンセ〜Aメロは80sを感じるような仕上がりになっているけど、サビではLindseyらしい人間味のあるメロディーを軸にしながら完全にオルタナティブなSnail Mailを披露している。
Lindseyがアルバムの冒頭で ”Let's go be alone where no one can see us, honey" と唄うのには現在の社会的な同性愛者への立場とかへの現状を訴えているようにも思えてくる。
先行シングルとして公開された「Ben Frankli」は今までは楽曲/リリックを同時進行するような形で進めていた制作方法を完全に楽曲先行で制作した楽曲らしく、冒頭から鳴り止まないR&Bとかを感じるシンセサウンドやベースフレーズもそうだけど、途中でスパイスのように足されているノイズからギターの音色までとにかく繊細な部分まで音への拘りを感じる。Katie Crutchfield(Waxahatchee)がコーラスとして参加しているのも最高ですね。
4曲目「Light Blue」では逆に今までのSnail Mailの楽曲の中で最もシンプルなフォークをやっているのも面白いし、7曲目「c. et al.」もアメリカーナな要素が強いのでこの辺りはそれこそWaxahatcheeの最新作『Saint Cloud』と重なる部分もありますね。
8曲目「Glory」は前作の流れが残ったオルタナティブなギターサウンドで、前作のファンにはたまらないであろうと思うし、個人的に一番好きな「Automate」という楽曲はAlex Gとかの影響を感じる一方でピアノやストリングス?の音まで響いていたりする。ストレートであり変化球でもある楽曲で、今のSnail Mailのヴォーカルともマッチしている楽曲だと思いますね!
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◆ LP(Ltd Gold Vinyl)
Tracklist:
1.Valentine:https://youtu.be/ZxarOZ0JBcc
2.Ben Franklin:https://youtu.be/DUU9xxIb91g
3.Headlock
4.Light Blue
5.Forever (Sailing)
6.Madonna
7.c. et al.
8.Glory
9.Automate
10.Mia
Listening the album:
◆関連リンク
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https://www.instagram.com/snailmail/?hl=ja
Snail Mail - “Madonna” (Live at The Armour-Stiner Octagon House)
https://youtu.be/nfH_QmYgxnw
Release Date : 5 November 2021
Label:Matador Records
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