パリを拠点に活動中のアーティスト、Godfordが昨年リリースしたデビューアルバム『Non Binary Place』を入荷しました。

昔、Jamie xxのDJを深夜のクラブで聴いていると、いきなり友達が号泣しだしたことがあった。そうダンスミュージックというのは踊るためにある音楽かもしれないが、本当に素晴らしいダンスミュージックは気づいたら理由も無く泣けてくる。そしてそういった音楽は本当に美しいと僕はそう思っている。

パリを拠点に覆面を被って活動をしているアーティスト、Godfordはまさに泣けてくるデビューアルバムをリリースした。

2曲目に収録されているリード曲「Downtown」ではノスタルジックを醸し出すヴォーカルとどこまでの伸びていくようなシンセサウンドが絡み合う冒頭からスタートし、徐々にビート増やしヒートアップしていく。終始鳴っているシンセサイザーのリフはまるで歌に聞こえてくる。約4分30秒の楽曲の中でまるで一夜を過ごしているかのような濃厚な時間を与えてくれる。足腰は踊りだすが、頭の中では過去や未来のことを考えてしまい少しエモーショナルにもなる。

続く「Can't get over you」でもR&Bテイストなヴォーカルが ”Can't get over you”と繰り返す中でドリーミーで壮大さのあるエレクトロなサウンドが空へと広がっていく。本当にJamie xxとかThe xxとかの作るムードが好きな人にも聴いてほしい楽曲だし、5曲目に収録されている「Better Place」はわりとアップテンポでアグレッシブなビートが採用されている楽曲だけど、やっぱりGodfordの楽曲で鳴っているピアノやシンセのサウンドは基本的にダークでエモーショナルなムードを作り出しているので、そこが素晴らしいなと個人的には感じますね。

そして10曲目には「Dawntown」という「Downtown」の派生ヴァージョンを収録しているのですが、こちらはもっとヴォーカルが軸になってギターとかも取り入れたアレンジになっているのですが、アイデアも含めやっていること全てがオシャレで美しい！

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◆ LP（250 Ltd Transparent Vinyl）
・日本独占販売

Tracklist：
1.Blue
2.Downtown：https://youtu.be/pKd4GZtqDPM
3.Can't get over you：https://youtu.be/0fMjHk2-gyE
4.Mine
5.Better Place
6.Fear
7.Saw You
8.Promote The Rave
9.God For Us
10.Dawntown
11.Non Binary Place

Listening the album：https://godford.bandcamp.com/album/non-binary-place

◆関連リンク
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https://www.instagram.com/godford_/

Release Date : 21 September 2020
Label：Pack Records

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