LAで音楽、ビデオ、アートワークなど多彩な才能を発揮しているアーティスト、Vinyl Williamsが”lifemate”と表現しているCraig Murrayと結成したユニットがThe Emerald Isle。

今年の4月にリリースされたデビューアルバム『The Emerald Isle』はVinyl Williamsのソロ（バンドでもあるけど）よりも、より歌にフォーカスされた仕上がりになっているのがまず一点あるのと、そして更に彼が得意とするサイケデリックな音像は変わらずだけど、ソロよりも70sのポップスやインディーポップからの影響を強く感じるより柔らかい質感の仕上がりのアルバムになっていると思いますね。

冒頭を飾る「Craigone」から少し柔らかい印象のあるTemplesのような楽曲に仕上がっており、掴みとしてバッチリだし、続く「Craigwrong 」とかはMac DeMarcoの『This Old Dog』辺りのアルバムが好きな人にも刺さるような少しレトロでローファイなサイケ〜ソフトロックに仕上がっていますね。

4曲目「Craigtiger」もシンプルな楽曲ではあるのですが、楽器の一つ一つの音作りとかが絶妙でシンセやアコギの音にうっとりと来てしまうし、今作の中で一番疾走感のある5曲目「Craigsmile」とかもサイケ〜USインディーが好きなら刺さるのではないでしょうか。

ヴォーカルはCraig Murrayがメインで務めているのですが、基本的にはVinyl Williamsが好きなら問題なく入ってくると思うし、クレジットを見てもドラムなどを含めてほとんどのことをVinyl Williamsが担当しているし、この人の凄さも改めて伝わってくる一枚ですね。

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◆ LP（200 Ltd Cyan Vinyl）
・日本独占販売

Tracklist：
1.Craigone
2.Craigwrong
3.Overcraig
4.Craigtiger
5.Craigsmile：https://youtu.be/s-oAfA2lOEM
6.Craigxanax
7.Craigsundee
8.Craigbillybumpskin
9.Craigdeer
10.Craigwizard
11.Craigmoondance

Listening the album：https://vinylwilliams.bandcamp.com/album/the-emerald-isle

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Instagram
https://www.instagram.com/emeraldislela/

Release Date : 23 April 2021
Label : Requiem Pour Un Twister

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