2018年Pitchforkで9.1を叩き出し衝撃的なデビューを果たしたYves Tumor。2ndアルバム『Heaven To A Tortured Mind』では更に彼の持ち味であるエクスペリメンタル、ミステリアス、凶暴性を残しつつもポップシーンでも勝負できるモノとなっていた。

そして今回リリースされた『The Asymptotical World EP』はその彼の持ち味であるエクスペリメンタル、ミステリアス、凶暴性を残しつつも2021年のシーンの一つのテーマだと個人的に思っている00年代っぽさを彼からも感じることができる一枚に仕上がっていると思う。

冒頭を飾る「Jackie」は前作『Heaven To A Tortured Mind』からの流れを更に進化させたかのような仕上がりになっている楽曲で、どこか70年代のロックヒーローとかの顔が覗かせる王道なメロディーと彼の少しミステリアスでダイナミックなサウンドが超最高ですね。

3曲目「Secrecy Is Incredibly Important To The Both of Them」とかはUKのEgyptian Blueとかを彷彿させる鋭さのあるポストパンクの要素を感じるビートが強めの楽曲に仕上がっており、これまでのYves Tumorでは無いタイプのサウンドに仕上がっていますね。

更に4曲目「Tuck」ではロンドンを拠点に活動中のアーティスト、NAKEDをゲストヴォーカルとして迎えエクスペリメンタルでミステリアスなノイズエレクトロニカを披露し、続く「....And Loyalty Is A Nuisance Child」では完全に00年代を感じるエモ〜ポップパンクとかのシーンを感じるし、EPを全体を通してLAの大注目デュオ、Junior Varsity辺りとも共鳴するような感覚もあります！

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◆ Ltd 12inch EP（with Japanese Obi）

・Ltd 7inch Box Setはこちら：https://tomorrow.buyshop.jp/items/53767399

Tracklist：
1.Jackie：https://youtu.be/bQpaWvPFx8A
2.Crushed Velvet
3.Secrecy Is Incredibly Important To The Both of Them
4.Tuck feat. NAKED
5....And Loyalty Is A Nuisance Child
6.Katrina

Listening the album：https://yves-tumor.bandcamp.com/album/the-asymptotical-world-ep

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Release Date : 15 October 2021
Label：Warp Records

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