Cassandra Jenkins / An Overview on Phenomenal Nature(500 Ltd Purple LP)
¥3,300
NYCを拠点に活動中のSSW、Cassandra Jenkinsが2月にリリースされ世界中のメディアから大絶賛を受けた2ndアルバム『An Overview on Phenomenal Nature』を入荷しました。
Purple Mountains = David Bermanが大傑作『Purple Mountains』をリリースし、ツアーに臨む前夜、オープニングアクトに抜擢されていたCassandra Jenkinsの元に悲しいニュースが突如訪れた。 Davidの自殺だ。
"Grief" これ以上に適切な言葉が日本語で見つからないが、とにかく深い悲しみに苦しめられた彼女は自身の哀しみと向き合うために断片が散らばっていた楽曲を共同プロデューサーであるJosh Kaufmanと共に形にしていった作品が『An Overview on Phenomenal Nature』。
冒頭を飾る「Michaelangelo」はBig TheifやWaxahatcheeを彷彿させるアメリカンな要素が詰まったフォークソングなのだが、タイトル通りナチュラルに透き通ったフォーキーなサウンドとノイジーなオルタナティブな要素をミックスしたサウンドはプロダクション面を含めて完璧だし、後半から登場するストリングスの音であったり、とにかく優しい母性のあるCassandraの歌声も最高。
続く「New Bikini」ではCassandra Jenkinsがデビューアルバムで表現したようなアンビエントの要素がより詰まった楽曲に仕上がっており、リリックの影響もありますが静かなビーチの絵が頭に浮かんできます。
リード曲でもある3曲目「Hard Drive」のソングライティングは完璧で、静かに情景を作り出すサックスやギター、シンセのサウンドを軸にポエトリー風なヴォーカル、揺れるようなスネアを駆使したドラミングのどれをとっても100点。そして "So these are real things that happened" というリリックからスタートする楽曲ですが、” When we lose our connection to nature We lose our spirit, our humanity, our sense of self” She said, "Oh, dear, I can see you've had a rough few months But this year, it's gonna be a good one. I'll count to three and tap your shoulder" といったリリックに胸を打たれます。この曲は女性 / 多様性をテーマにした楽曲なのですが、一つリリックの通りにイメージを膨らませてみると、より一層響いてくるでしょう。
5曲目「Ambiguous Norway」では "Farewell Purplе Mountains" というリリックが入っていたりと文字通りDavidの死について直接的に歌った曲ですが、"No matter where I go You’re gone, you’re everywhere" という部分であったり、何よりも最後のフレーズである "Laughing in the street" という言葉の力強さが凄まじいなと個人的には感じてしまう楽曲。本当に哀しいときって、なんか笑えてきちゃうじゃないですか。
—
◆ LP(500 Ltd Purple Vinyl)
Tracklist:
1.Michelangelo:https://youtu.be/F_TLHH4bss8
2.New Bikini
3.Hard Drive:https://youtu.be/eW8XoovSlsM
4.Crosshairs:https://youtu.be/4SxE2Hr64pY
5.Ambiguous Norway:https://youtu.be/PEBjfsyhUAs
6.Hailey
7.The Ramble
Listening the album:https://cassandrajenkins.bandcamp.com/album/an-overview-on-phenomenal-nature
◆関連リンク
Instagram
https://www.instagram.com/cassandrajenkins/
Facebook
https://www.facebook.com/CassandraJenkinsOfficial
Cassandra Jenkins - Full Performance (Live on KEXP at Home)
https://youtu.be/w02CSbg7eI8
Release Date : 19 February 2021
Label:Ba Da Bing Records
Purple Mountains = David Bermanが大傑作『Purple Mountains』をリリースし、ツアーに臨む前夜、オープニングアクトに抜擢されていたCassandra Jenkinsの元に悲しいニュースが突如訪れた。 Davidの自殺だ。
"Grief" これ以上に適切な言葉が日本語で見つからないが、とにかく深い悲しみに苦しめられた彼女は自身の哀しみと向き合うために断片が散らばっていた楽曲を共同プロデューサーであるJosh Kaufmanと共に形にしていった作品が『An Overview on Phenomenal Nature』。
冒頭を飾る「Michaelangelo」はBig TheifやWaxahatcheeを彷彿させるアメリカンな要素が詰まったフォークソングなのだが、タイトル通りナチュラルに透き通ったフォーキーなサウンドとノイジーなオルタナティブな要素をミックスしたサウンドはプロダクション面を含めて完璧だし、後半から登場するストリングスの音であったり、とにかく優しい母性のあるCassandraの歌声も最高。
続く「New Bikini」ではCassandra Jenkinsがデビューアルバムで表現したようなアンビエントの要素がより詰まった楽曲に仕上がっており、リリックの影響もありますが静かなビーチの絵が頭に浮かんできます。
リード曲でもある3曲目「Hard Drive」のソングライティングは完璧で、静かに情景を作り出すサックスやギター、シンセのサウンドを軸にポエトリー風なヴォーカル、揺れるようなスネアを駆使したドラミングのどれをとっても100点。そして "So these are real things that happened" というリリックからスタートする楽曲ですが、” When we lose our connection to nature We lose our spirit, our humanity, our sense of self” She said, "Oh, dear, I can see you've had a rough few months But this year, it's gonna be a good one. I'll count to three and tap your shoulder" といったリリックに胸を打たれます。この曲は女性 / 多様性をテーマにした楽曲なのですが、一つリリックの通りにイメージを膨らませてみると、より一層響いてくるでしょう。
5曲目「Ambiguous Norway」では "Farewell Purplе Mountains" というリリックが入っていたりと文字通りDavidの死について直接的に歌った曲ですが、"No matter where I go You’re gone, you’re everywhere" という部分であったり、何よりも最後のフレーズである "Laughing in the street" という言葉の力強さが凄まじいなと個人的には感じてしまう楽曲。本当に哀しいときって、なんか笑えてきちゃうじゃないですか。
—
◆ LP(500 Ltd Purple Vinyl)
Tracklist:
1.Michelangelo:https://youtu.be/F_TLHH4bss8
2.New Bikini
3.Hard Drive:https://youtu.be/eW8XoovSlsM
4.Crosshairs:https://youtu.be/4SxE2Hr64pY
5.Ambiguous Norway:https://youtu.be/PEBjfsyhUAs
6.Hailey
7.The Ramble
Listening the album:https://cassandrajenkins.bandcamp.com/album/an-overview-on-phenomenal-nature
◆関連リンク
https://www.instagram.com/cassandrajenkins/
https://www.facebook.com/CassandraJenkinsOfficial
Cassandra Jenkins - Full Performance (Live on KEXP at Home)
https://youtu.be/w02CSbg7eI8
Release Date : 19 February 2021
Label:Ba Da Bing Records
ショップの評価
Thank you so much
The most important thing is to enjoy your life - to be happy - it's all that matters.