Philadelphiaで活動していたインディーバンド、Modern BaseballのJake Ewaldによるソロプロジェクト、Slaughter Beach, Dogが昨年末にリリースした4枚目のアルバム『At The Moonbase』を入荷しました。

冒頭を飾る「Are You There」から優しさとエモさが同時に絡み合うJakeのヴォーカルを軸に力強いドラムサウンドにシンセやサックスなどを取り入れ、フォークを軸にしていた過去作よりもよりカラフルに広がりを見せていることがスタートから感じられる楽曲に仕上がっている。

ポエトリー風に語りかけるようなヴォーカルが素晴らしい「Do You Understand (What Has Happened To You) 」という楽曲もめちゃくちゃグッと来る楽曲なのですが、今作で数曲に参加している同じくPhiladelphiaのLucy Stoneというアーティストのコーラスワークもこの作品をかなりよく仕上げているポイントだろう。

70sのオールドアメリカっぽさのある「Thinking Of You」や「A Modern Lay 」とかは70sのフォーク系が好きな人はもちろんだけど、The Lemon Twigsとかが好きな人にもオススメな楽曲だし、8曲目に収録されている「Fell In Love」を含めてどこか昔のアメリカン映画を見ているような気持ちにさせられる部分もありますね。

ラストを飾る「Notes From a Brief Engagement (at the Boot & Saddle) 」とかはPhiladelphiaらしくTitus Andronicusのソロとかにも近い感触がありますね！

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◆ LP（600 Ltd Blue Vinyl）

Tracklist：
1.Are You There：https://youtu.be/OlXuPJ-R5_4
2.Do You Understand (What Has Happened To You) ：https://youtu.be/gvxzD1YDfWY
3.My Girl
4.Jonathan
5.Thinking Of You
6.A Modern Lay
7.At The Moonbase
8.Fell In Love
9.Song For Oscar's
10.Van Morrison
11.Notes From a Brief Engagement (at the Boot & Saddle)

Listening the album：https://slaughterbeach.bandcamp.com/album/at-the-moonbase

◆関連リンク
Instagram
https://www.instagram.com/slaughterbeachdog/

Release Date : 24 December 2020
Label : Lame-O Records

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