〈南ロンドン〉を中心に広がったUKのポストパンク・シーン。今ではIdlesやFontaines D.C.がチャートで勝負するほどに盛り上がっているシーンで、（チャート的な意味では）USのロックシーンとは大きな差が生じている。そもそもこのシーンに火薬を撒いたのはIceage辺りのバンドだと思うが、その火種に一気に着火されたのは〈Rough Trade〉の年間ベストで1位を叩き出したshameのデビューアルバム『Songs of Praise』ではなかろうか？

余談だがアメリカでは良いライブをするバンドを観に行くと友達ができる。Brockhamptonが良い例だ。僕は初めてSXSWでshameのライブ観たとき、死ぬほどに友達が出来た。そのうちの一人はBrooklynでルームメイトになるほどだ。そう彼らは音源以上に凄まじいライブをしていた。気さくな人格で、直接話したときにも何故かビールをくれたしね。

彼らこの2枚目でそんな凄まじいライブに音源が追いついた。これだこれだこれだ！とOasisもBlurも納得するであろうブリティッシュなポストパンクは、クソみたいな大統領を引きずり下ろした現代にピッタリの一枚だ。

今日くらいはブルックリン・ラガーを流しに捨てて、ロンドン・プライドでも飲もうじゃないか。

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◆ LP

Tracklist：
1.Alphabet：https://youtu.be/jka7aCIHT-I
2.Nigel Hitter
3.Born in Luton
4.March Day
5.Water in the Well：https://youtu.be/O9yivp5zyjo
6.Snow Day
7.Human, for a Minute
8.Great Dog
9.6/1
10.Harsh Degrees
11.Station Wagon

Listening the album：https://shamebanduk.bandcamp.com/album/drunk-tank-pink

◆関連リンク
Facebook
https://www.facebook.com/shamebanduk

Instagram
https://www.instagram.com/shame/

shame - Live in the Flesh (Molten Jets Film)
https://youtu.be/7Z2-KQd7AZ8

shame – Nigel Hitter (Exclusive Soccer AM Performance)
https://youtu.be/3qzOGubzfxg

Release Date : 15 January 2021
Label : Dead Oceans

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