カリフォルニアはVisaliaを拠点に活動中のアーティスト、dead katzが昨年リリースしたアルバム『Dozens In Idaho』を入荷しました。

めちゃくちゃローファイではあるのですが、芯の曲の良さが伝わってくるアーティストでFog LakeやBOYOとかそういった少しメランコリックな要素の強いSSWからもう少しファジーなオルタナ系の音楽が好きな人にまで伝わってほしいアーティスト。

冒頭を飾る「Undertow」という楽曲からローファイでシンプルに静かに鳴っている楽器隊に霧の中から微かに聞こえてくるようなヴォーカルがメランコリックを醸し出すと、続く2曲目「New Moon」でもbedbugとかを彷彿させるようなシンセの音が効いたシンプルな楽曲を披露しています。

3曲目「Flying Away on a Dead Bird」ではローファイさは残しつつもドライブするような疾走感があり、シューゲイズ味もあるギターとギターポップを彷彿させる唄メロが最高だし、4曲目「Bone Rattler 」とかのメロディーを聴いているとサウンドは違いますがDIIVの『Deceiver』とかにも登場しそうなグッと来るメロディーが紡がれています。

7曲目「Dance of the Dead」のファジーな感じも良いし、基本的にローファイでザラついた質感なんだけど、どの曲もギターのコード感やフレーズが素晴らしくて、この手の音楽にしてはかなり聞きやすいし、とりあえず聴いてみてほしいアーティストですね！

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◆ Cassette（70 Ltd Pink Cassette）
・日本独占販売

Tracklist：
1.Undertow
2.New Moon
3.Flying Away On A Dead Bird
4.Bone Rattler
5.Bed Head
6.The Sunrise Doesn't Feel The Same Without You
7.Dance of the Dead：https://youtu.be/DBjEedTbQfA
8.Not All Dogs Go To Heaven
9.Clock
10.Dying In A Bookstore：https://youtu.be/v4D6GWvRhp0
11.Toby's Dead

Listening the album：https://deadkatz.bandcamp.com/album/dozens-in-idaho

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Release Date : 27 October 2020
Label：Z Tapes

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