2020年代を背負っていくことが確約されているノルウェーのMarie Ulvenによるプロジェクト、girl in redが過去にリリースした『chapter1』と『chapter2』という2つのEPがまとまった作品『BEGINNINGS』。

シングルコレクションと言っても問題はないレベルに全曲７インチカットできる素晴らしい楽曲郡がズラリと並んでいるベッドルーム色の強い楽曲からLPではラストを飾っている「bad idea!」のようにバンドの活躍が目立つパンキッシュな楽曲まで ”インディー”であるということが前提で色んなタイプの楽曲を鳴らし、タイトル通りまだこれはスタートでしかなく、彼女は自身のスタイルを見つけるための実験なのかもしれない。

最近彼女のことを〈Z世代のクィアアイコン〉のような形で紹介していることをよく目にする。けどそこは1mmも大事なことではない。クィアであることは別に特別なことでは無いのだから。

彼女の特別なところといえば、素晴らしいポップセンスを持ち合わせた上で、あくまでも10年代のUSインディーを彷彿させるようなインディーポップやオルタナティブを鳴らしているところだろう。成ろうと思えばSnail MailにもClairoにもなれるし、Beach Fossilsのような最高なバンドを組むことだってできるはず。そこがスペシャル。

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◆ LP（Ltd Red Vinyl）

Tracklist：
1.i wanna be your girlfriend
2.say anything
3.summer depression：https://youtu.be/GvKVU947e2E
4.4am
5.girls：https://youtu.be/_BMBDY01kPk
6.watch you sleep
7.i need to be alone：https://youtu.be/ohKGB9ZLuaY
8.dead girl in the pool：https://youtu.be/Pzq4TEU-wHo
9.i'll die anyway：https://youtu.be/8MMa35B3HT8
10.bad idea!：https://youtu.be/Xo8QvY0jOOE

◆関連リンク
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girl in red - Full Performance (Live on KEXP)
https://youtu.be/Au6gRGQho_A

Girl in red - "I wanna be your girlfriend"
https://youtu.be/R6JTyM7ZhG4

Release Date : 6 September 2019
Label：AWAL Recordings

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