ユタ州はソルトレイクシティを拠点に活動中のSSW、Adam Kloppを中心としたプロジェクト、Choir Boyが昨年リリースした大傑作アルバム『Gathering Swans』を入荷しました。

自分たちしかいない世界に閉じ込められた高校生たちの生活/サバイバルを描くシリーズの〈The Society〉ワンシーンで自分たちでPromを主催するエピソードがある。インターネットが繋がらない世界の中でたまたま皆が持っていた楽曲のみで構成されたDrakeもWeekendもかからないパーティーの中でThe Cureの「Just Like Heaven」が流れ、そこで各々が踊りまくるシーンがある。そのダンスをしている姿を見ていると、パーティーや音楽という青春は一瞬で過ぎ去ってしまい儚いモノなのだと痛感させられ、涙が止まらなくなったことがあった。

音楽で楽しんでいる一時は文字通り一瞬で、思い出には残るかもしれないが二度と戻ることはできない。

その儚さのようなモノをこの『Gathering Swans』からは妙に感じてしまう。「Complainer」とかを聴いていても無性に涙が出てくるし、それは恐らくAdamの感傷的にさせるヴォーカルのせいだろう。

僕は泣きながらダンスを踊れる作品こそが大傑作だと思っているが、これはまさにそんな作品だし、僕はこの曲でAllieに踊ってほしい。

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◆ LP（Ltd Clear Vinyl）

Tracklist：
1.It's Over
2.Toxic Eye：https://youtu.be/DHibjAqG_ok
3.Complainer：https://youtu.be/CSOpPJGAzqc
4.Nites Like This
5.St Angela Merici
6.Sweet Candy
7.Shatter
8.Eat The Frog
9.Happy To Be Bad
10.Gathering Swans

Listening the album：https://choirboy.bandcamp.com/album/gathering-swans

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Release Date : 11 March 2020
Label : Dais Records

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