Goat Girl / On All Fours(Ltd Pink LP)
¥3,000
サウスロンドンから驚異的なセンスを爆発させているGoat Girlが放った2枚目『On All Fours』を入荷しました。
2021年の音楽シーンはどうなるのか?とワクワクしながら待っていた1月ですが、気がづいたらShame、Goat Girl、Arlo Parksと完全にロンドン勢が全てを持っていたスタートとなりました。
デビュー前にリリースしていた「Scum」や「Crow Crise」の衝撃と比べると、確かにデビューアルバムは印象は薄めでしたが、それでも世界に「Carcker Drool」をブチ放っただけでも最高のアルバムだったと僕は言ってしまう。
そんなデビューアルバムを経てリリースされた今作は「Pest」という楽曲からスタートする。この曲はLottieの気怠いヴォーカルと不穏なギターサウンドという如何にもGoat Girlらしい曲にヒューと風が吹くようなノイズと電子音がエッセンスとして加えられた1曲で、Goat Girlファンにはたまらないタイプの曲でしょう。
2曲目「Badibaba」は全体的にサイケデリックに仕上がっている曲ですが、4つ打ちを駆使したリズムパターンであったり、後半の一気にサイケが盛り盛りになる箇所とかのフレーズはPalmとかにも通じる感じがありますし、「Jazz (In the Supermarket)」という曲もUSの砂漠地帯を彷彿とさせるようなアメリカンサイケっぽい要素が加わっていたり、まるでセッションのように進んでいく構成がカッコいい。
先行シングルとして公開された「Sad Cowboy」のイントロのシンセとかを聴いていてもHoly Motorsとかを彷彿させる要素があるし、途中の80sっぽいシンセも最高だったりと、今までのGoat Girlは基本的にギターフレーズとLottieのヴォーカルが一番メインに表立ってましたが、今作ではシンセの活躍が目立つし、ビートとかも一癖加えられている作りになっているモノが多く、全体的に進化している感じがありますね。
8曲目「Closing In」とかもBrooklynのアートロックとHoly Motors辺りのサイケをミックスさせたかのような変態チックの面白い曲だし、プログレ曲があったりするのも面白い。
より実験的に挑戦しつつ結果的にデビュー作よりもポップになった印象があるし、まだまだ目の離せないバンドであることを再確認!!
—
◆ LP(Ltd Transparent Pink)
Tracklist:
1.Pest
2.Badibaba:https://youtu.be/OEdu0iMePq4
3.Jazz (In the Supermarket)
4.Once Again
5.P.T.S.Tea
6.Sad Cowboy:https://youtu.be/nvUSwTO0j0k
7.The Crack:https://youtu.be/uXium0u9xPI
8.Closing In
9.Anxiety Feels
10.They Bite on You
11.Bang
12.Where Do We Go?
13.A-Men
Listening the album:https://goatgirl.bandcamp.com/
◆関連リンク
Facebook
https://www.facebook.com/goatgirlofficial
Instagram
https://www.instagram.com/goatgirlofficial/?hl=en
Goat Girl - "The Crack" (Live from the Nunhead Alhambra)
https://youtu.be/pX-IcNc4l8Y
Release Date : 31 January 2021
Label:Rough Trade
2021年の音楽シーンはどうなるのか?とワクワクしながら待っていた1月ですが、気がづいたらShame、Goat Girl、Arlo Parksと完全にロンドン勢が全てを持っていたスタートとなりました。
デビュー前にリリースしていた「Scum」や「Crow Crise」の衝撃と比べると、確かにデビューアルバムは印象は薄めでしたが、それでも世界に「Carcker Drool」をブチ放っただけでも最高のアルバムだったと僕は言ってしまう。
そんなデビューアルバムを経てリリースされた今作は「Pest」という楽曲からスタートする。この曲はLottieの気怠いヴォーカルと不穏なギターサウンドという如何にもGoat Girlらしい曲にヒューと風が吹くようなノイズと電子音がエッセンスとして加えられた1曲で、Goat Girlファンにはたまらないタイプの曲でしょう。
2曲目「Badibaba」は全体的にサイケデリックに仕上がっている曲ですが、4つ打ちを駆使したリズムパターンであったり、後半の一気にサイケが盛り盛りになる箇所とかのフレーズはPalmとかにも通じる感じがありますし、「Jazz (In the Supermarket)」という曲もUSの砂漠地帯を彷彿とさせるようなアメリカンサイケっぽい要素が加わっていたり、まるでセッションのように進んでいく構成がカッコいい。
先行シングルとして公開された「Sad Cowboy」のイントロのシンセとかを聴いていてもHoly Motorsとかを彷彿させる要素があるし、途中の80sっぽいシンセも最高だったりと、今までのGoat Girlは基本的にギターフレーズとLottieのヴォーカルが一番メインに表立ってましたが、今作ではシンセの活躍が目立つし、ビートとかも一癖加えられている作りになっているモノが多く、全体的に進化している感じがありますね。
8曲目「Closing In」とかもBrooklynのアートロックとHoly Motors辺りのサイケをミックスさせたかのような変態チックの面白い曲だし、プログレ曲があったりするのも面白い。
より実験的に挑戦しつつ結果的にデビュー作よりもポップになった印象があるし、まだまだ目の離せないバンドであることを再確認!!
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◆ LP(Ltd Transparent Pink)
Tracklist:
1.Pest
2.Badibaba:https://youtu.be/OEdu0iMePq4
3.Jazz (In the Supermarket)
4.Once Again
5.P.T.S.Tea
6.Sad Cowboy:https://youtu.be/nvUSwTO0j0k
7.The Crack:https://youtu.be/uXium0u9xPI
8.Closing In
9.Anxiety Feels
10.They Bite on You
11.Bang
12.Where Do We Go?
13.A-Men
Listening the album:https://goatgirl.bandcamp.com/
◆関連リンク
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https://www.instagram.com/goatgirlofficial/?hl=en
Goat Girl - "The Crack" (Live from the Nunhead Alhambra)
https://youtu.be/pX-IcNc4l8Y
Release Date : 31 January 2021
Label:Rough Trade
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