ボストンを拠点に活動中のギターロック・バンド、Vundabarが3月にリリースした最新作『Either Light』を入荷。

前作『Smell Smoke』がメディアからも高い評価を受けた作品だったわけですが、今までの3作のアルバムで完全に築き上げたVundabarらしさというものは多少は残しつつも、Mitskiとも仕事をしているPatrick Hylandをプロデューサーに迎えたこともあり、今まで多く無かったシンセのサウンドを頻繁に使うようになるなど、多くの新しいことにも挑戦したアルバムになっています。

インタビューでは今までは基本ギターで作曲をしていたが、今作では多くの曲がピアノやシンセで作曲されたと言っており、そういう部分でも雰囲気は多少変わっているのかなと思いますね。

冒頭を飾る「Out Of It」から前作までの勢いと演奏力、そして遊び心で勝負するVundabarらしさから少しマイルドなサウンドを取り入れつつ、ピアノなどキレイなサウンドを使用し、シンプルに楽曲の良さを際立たせるアレンジが目立ちます。

2曲目は「Burned Off」も今までよりは音が柔らかいですが、全体的にVundabarらしいメロディーと楽器のフレーズで勝負する今作の中では一番今までのVundabarらしさを全開に表現した曲になっていて、昔からのファンからは支持されるであろう楽曲になっています。

4曲目「Petty Crime」とかも従来のガレージっぽさもあるVundabarらしさにサウンド的なポップでスムースな音作りを加えることで今まで届かなかった場所にも届きそうな楽曲に仕上がっているし、80sのポストパンクとかの雰囲気も感じさせる「Montage Music」のような曲も収録されていて、バンドとしての新しさが上手い具合で表現されつつ、フロントマンであるBrandonらしい癖のある要素もしっかりと出ている作品になっているかと！

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◆ LP（Ltd Orange Vinyl）/ DLコード

Tracklist：
1.Out Of It：https://youtu.be/-O53rpHwpxc
2.Burned Off：https://youtu.be/-mNJ7_ANQKY
3.Codeine
4.Petty Crime：https://youtu.be/FTalGj9_P5Y
5.Easier
6.Never Call
7.Montage Music：https://youtu.be/6tMwZJ3Tuh8
8.Jester
9.Paid For
10.Other Flowers
11.Wax Face

Listening the album：https://vundabar.bandcamp.com/

◆関連リンク
Facebook
https://www.facebook.com/Vundabar/

Vundabar - Either Light sessions and Australian ruminations
https://youtu.be/LCwt8PV2tiQ

Vundabar performs "Codeine" near the ocean and a dog appears
https://youtu.be/NA_zLEl0jYc

Release Date : 13 March 2020
Label : Gawk Records

ショップの評価

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