何だかんだいつでも面白いバンドが出てくるNYのアンダーグラウンド・シーンが放つ最新の新鋭、P.E.がリリースしたデビューアルバム『Person』を入荷。

このP.E.というバンドはPillのメンバーであったVeronica Torres / Jonathan Campolo / Benjamin Jaffeの3人とEatersのJonathan Schenke / Robert Jonesのメンバー合計5人が集まって結成されたバンドで、メンツだけ見てもそりゃ良いに決まっているだろうという感じ。

低音でノイジーなサウンドからスタートする「Mandarin」を皮切りにアルバムはスタートするが、冒頭からカウントしにくいビートとカオスなシンセ、そして少し不穏さのあるヴォーカルとサックスが絡み合うアートパンクな楽曲が独自の空気感を作り出すと、続く「Machine Machine 」ではエレクトロニックなエクスペリメンタルパンクを吸収したBrooklynらしいポストパンクでダンスを誘う。

3曲目「Top Ticket」ではシンプルなビートに実験的なノイズサウンドを足したダンサンブルな一曲で、レーベルメイトであるPublic Practiceと同じようにアートパンクで踊られるのが上手いバンドだなと感じさせる楽曲。

他にもよりエレクトロニックなアンダーグラウンドシーンに近寄った「Dirty Plumage」のような曲から「Shimmy」のようにジャズのテイストがある曲、「Pink Shiver」のようにディスコを実験的にアレンジしている曲など最初から最後まで色々なことを試している作品ですね！

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◆ LP（Ltd Black Vinyl）

Tracklist：
1.Mandarin
2.Machine Machine
3.Top Ticket：https://youtu.be/ZRsOeNPn7o4
4.Lovers' Lane
5.Entertainment
6.Vinaigrette
7.Dirty Plumage
8.Expectations
9.Soft Dance
10.Shimmy
11.Pink Shiver
12.Person
13.Top Ticket (Liars Remix)

Listening the album：https://pe2020.bandcamp.com/album/person

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Release Date : 3 March 2020
Label : Wharf Cat Records

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