Brooklynのインディーシーンを引っ張り続けてきたDave Longstrethをリーダーとしたエクスペリメンタル・フォーク・バンド、Dirty Projectorsが6月にリリースしたEP『Flight Tower』を入荷しました。

Dirty Projectorsは2020年に『EP5』というプロジェクトの中で、EPを合計5枚リリースすることを発表していて、今作『Flight Tower』はEPシリーズの第2弾に当たる作品。各EPではそれぞれ別のヴォーカルをフィーチャリングする形を取っており、今作ではBrooklynのバンド、Ava Lunaとしても活動をしているFelicia Douglassがヴォーカルを担当。

EPでは冒頭を飾る「Inner World」からソウルフルな唄声がガッツリと心を掴む。そんな楽曲の中では何の楽器か判別ができない実験的な音が鳴っていたり、犬の鳴き声が頻繁に聞こえたりするなど、遊び心も溢れた楽曲に仕上がっている。

続く「Lose Your Love」ではコーラスワークが効いているけど、こちらでも様々な楽器を使っているし、前曲同様謎の楽器も再び登場していたりと、ヴォーカルでポップに表現しつつもダープロらしい実験的な要素を怠らないのが彼ららしい。

続く「Self Design」では更にディープに潜り込んでいく要素と、ジャングルの中に飛び込んだかのようなワールドなサウンドをパーカッションが作り出しているし、エコーで響き渡るFelicia唄声も心地良い。

ラストを飾る「Empty Vessel」は一定のビートがFeliciaのシンプルなヴォーカルワークと重なる曲で、今作の中では一番シンプルではあるけれども、EPがフェードアウトしていくかのような空気感を作り出している締めにピッタリの曲です。

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◆ 12inch EP（Ltd Black Vinyl）

Tracklist：
1.Inner World
2.Lose Your Love
3.Self Design：https://youtu.be/KzVAjirkwdk
4.Empty Vessel

Listening the album：https://dirtyprojectors.bandcamp.com/album/flight-tower

◆関連リンク
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https://www.facebook.com/dirtyprojectors/

Dirty Projectors: Tiny Desk (Home) Concert
https://youtu.be/DSgJ_6sOBB8

Release Date : 25 June 2020
Label：Domino Records

ショップの評価

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