2010年代のUSインディーを作り上げたバンドの一つであるUSはNZ出身の5人組、Real Estateがリリースした最新作『The Main Thing』を入荷しました。

前作『In Mind』より約3年ぶりにリリースされた今作は、彼らの代表作である2枚目『Days』でも参加していたKevin McMahonをプロデューサーに迎え、バンド初の試みとなる外部から多数のミュージシャンに協力を求め作成されたとのこと。

心地良い音と優しいメロディー、そして人柄が表面に出たMartin Courtneyの唄声。これ等のReal Estateが約10年間で突き詰めてきたシンプルな武器を今作でも表現していて、特に大きな変化が見られたり、2020年代の最新のミュージックというわけではないのだが、やはり先ほど上げた彼らの武器にはどんな音楽にも勝てないのではないのか...？と思ってしまうほどに優しくて、いつどんな時に聴いてもしっくり来る音楽だ。

パーカッションも参加し、80sのディスコっぽさもある「Paper Cup」はダンサンブルでエモーショナルなインディーポップだけど、Wild Nothingといい80sっぽさを最近のUSインディーは出してきてるなあと感じます。6曲目「Falling Down」の大きめのギターの音とストリングスが被さり作り出す音像はたまらない曲だけど、このアルバムの様々な部分でギターソロが大きめに鳴っていて、それが本当にたまりませんね。

「Silent World」の敢えてドラムマシーンを強調させて作られた最近の宅録ポップに通じるようなインディーポップも個人的には好みですね！ローファイな要素とクオリティーの高いヴォーカルやストリングスの組み合わせがグッドです！

—
◆ 2LP（Ltd Tip-on Gatefold Sleeve）/ DLコード

Tracklist：
1.Friday
2.Paper Cup (feat. Sylvan Esso) ：https://youtu.be/GTOvg00AZWc
3.Gone
4.You
5.November
6.Falling Down
7.Also A But
8.The Main Thing
9.Shallow Sun
10.Sting
11.Silent World
12.Procession
13.Brother

Listening the album：https://realestate.bandcamp.com/album/the-main-thing

◆関連リンク
Facebook
https://www.facebook.com/realestateband/

Real Estate at Paste Studio NYC live from The Manhattan Center
https://youtu.be/B3fqVFrZMqk

Release Date : 28 February 2020
Label：Domino Records

ショップの評価

• すべて
• 321
• 7
• 3