2017年にフロントマンであるKarly Hartzmanとリードギターを担当するDaniel Gorhamで結成され、現在ではMargo SchultzとAlan Millerが加わり4人組となったUSはNorth Carolina州Ashevilleのバンド、Wednesdayが4人になってから初のアルバム『I Was Trying to Describe You to Someone』をリリースしました。

マイブラとも通じるようなヘヴィーでシューゲイズなイントロから始まる「Fate Is... 」では、そのシューゲイザーなフィルターを通してAメロから一気にダークだけどキャッチーなサウンドとメロディーに変化。この曲とかを聴いていると、LAのWinterやSoccer Mommy辺りのサウンドが好きな人なら間違いないバンドに思えます。

2曲目「Billboard」では楽曲を通してシューゲイズなアプローチをされていて、ノイジーなギターと哀しみを漂わせるKarlyの唄声が非常にマッチしているし、後ろの方で鳴っているWeezerをダークにしたかのようなギターフレーズがたまらないです。

3曲目「Love Has No Pride (Condemned)」はKarlyのヴォーカルが最大限活かされるようなシンプルな曲かと思えば、楽曲が進んでいくと徐々に展開がどんどん切り替わっていくスタイルの曲。この曲のKarlyのヴォーカルはLong BeardやSnail Mail辺りのSSWを彷彿させるエモーショナルさが特に強く今の大多数のインディーファンにもうけるであろう曲。

5曲目「November」も静かなでオルタナティブな始まりから、ラストには壮大なシューゲイズソングへと広がっていく爆発力のある曲。続く「Maura」のようなアートロックっぽさのあるインディーロックまでを収録した一枚に仕上がっています。

早くも2020年の終わりには「まだ見つかっていないインディー名盤」に名前を残しそうな一枚で、かなりオススメです！

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◆ LP（250 Ltd Sea Glass Green Vinyl）

Tracklist：
1.Fate Is...
2.Billboard：https://youtu.be/NzDhsJi_z1w
3.Love Has No Pride (Condemned)
4.Underneath
5.November：https://youtu.be/Y6VWm8CnE54
6.Maura
7.Coyote
8.Revenge of the Lawn

Listening the album：https://wednesdayband.bandcamp.com/album/i-was-trying-to-describe-you-to-someone-2

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Release Date : 7 February 2020
Label : Orindal Records

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