2000年代後半〜2010年代前半のギターロックシーンを作りながらも、2014年に解散してしまったNYのガールズトリオ、Vivian Girls。解散後はLAに移住し、La SeraやUpsetというバンドなどでメンバーそれぞれ別々に音楽活動は続けていましたが、2018年に嬉しい再結成！昨年の秋にレコーディングされたという8年ぶりの新作『Memory』を9月にリリースしました！

冒頭を飾る「Most Of All」からVivian Girlsらしさ全開で笑ってしまうような新作に仕上がっている。Best Coastを彷彿させるサーフロックを取り入れたガレージサウンドと、どこかNYCを感じさせるインディーとノイジーなギターポップがパンキッシュに基本的にずっと鳴っています。

3曲目「Sick」のを聴いていても、例えばベースラインとかはBurger Records辺りのガレージロックの明るさ的な部分も感じることは出来るのですが、やはり他のガレージバンドでは聴けないローファイ・ノイズな質感がたまりませんね。

5曲目の「Lonely Girl」ではよりシューゲイズなサウンドに調理されていたり、「Sludge」のように2000年代を感じさせるヘヴィーなオルタナティブな一曲も収録されていたりするのも良い感じです。

Bleachedがポップに振り切った新作をリリースしたけど、彼女たちがそれまでやっていたようなサウンドを埋めるかのようにVivian Girlsが復活！とこう全体を通して聴いてみると感じますね。

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◆ LP（180-Gram Maroon Vinyl）/ DLコード

Tracklist：
1.Most Of All
2.Your Kind Of Life
3.Sick
4.At It Again
5.Lonely Girl
6.Something To Do：https://youtu.be/7oUWoj6KXpM
7.Sludge：https://youtu.be/Z-A16iMkS0Q
8.Memory：https://youtu.be/BfOKehN4Hm0
9.I'm Far Away
10.Mistake
11.All Your Promises
12.Waiting In The Car

Listening the album：https://viviangirlsnyc.bandcamp.com/album/memory

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Release Date : 29 September 2019
Label：Polyvinyl Record

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