フジロックにも出演を果たした、Radioheadのフロントマン、Thom Torkeソロ名義での最新作『ANIMA』を入荷！

ソロ名義のスタジオ作品としては、デビュー・アルバム『The Eraser』、『Tomorrow's Modern Boxes』に続く3枚目のアルバムとなった『ANIMA』。今までのソロの作品の中では、一番とっつきやすく、個人的には好きな作品！

今までの作品よりも明らかにエレクトロ・ミュージックやアンビエントな作品として、心地良さとちょっと複雑な部分がうまい具合に混ざり合わさっている。

冒頭の「Traffic」からミニマムなビートとベースミュージックのような主音が重なり、ソロのプロジェクトとしては結構肉体的でバンド感のあるエレクトロ・ベース・ミュージックが身体を揺らす。そこに乗っかってくるメロディーは完全にThom Yorkeそのものを表現しているようなポップかつ不気味なメロディーで、その毒々しさにはたまらない中毒性がある。

7分を超える大曲である3曲目の「Twist」でもエレクトロニックなビートと不穏なThomのヴォーカルが交差する一曲で、トラックだけを聞くとクラブミュージックだが、Thomの唄声が重なることにより、オルタナティブでもエクスペリメンタルとも少し違う独自のサウンドを作り上げている。

様々なソロ作品でありがちなサウンドを突き詰め過ぎた結果、難しくなりすぎて聴いているうちに疲れてしまう現象もこのアルバムに関しては全然ないし、音は突き詰めているが、その分メロディーとのバランスが考えられていて、Thomのヴォーカルの個としての強さもRadioheadの時以上に感じられる。

なので、全く飽きずに最後の「Runwayaway」までたどり着ける傑作。

LPではデジタルには収録されていないボーナストラックが一曲付いています！

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◆ 2LP（Ltd Orange Vinyl）/ DLコード

Tracklist：
1.Traffic
2.Last I heard (...He Was Circling the Drain)
3.Twist
4.Dawn Chorus
5.I Am a Very Rude Person
6.Not the News：https://youtu.be/IZfCj7tuZ-E
7.The Axe
8.Impossible Knots
9.Runwayaway
10.(Ladies & Gentlemen, Thank You for Coming) ※ LP限定ボーナス・トラック

Listening the album：https://open.spotify.com/album/5a4VSyY7zsfVVqHweYHG7R?si=hKsfqWuKRW2t_fUrkCXWug

◆関連リンク
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Thom Yorke Montreux Jazz Festival Auditorium Stravinski Montreux, Switzerland July 4, 2019
https://youtu.be/-M3yHXTPHKg

Release Date : 19 July 2019
Label : XL Recordings

ショップの評価

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